米国ヘルスシステム薬剤師会(ASHP:the American Society of Health-System Pharmacists、病院薬剤師会に相当)とASHP研究教育財団(ASHP Research and Education Foundation)は、このほど sanofi-aventis 社のバックアップを受けて、“My Medicine List”を作成したと発表しました。
Your Medication List(SafeMedication com.)
http://www.safemedication.com/safemed/MyMedicineList.aspx
http://www.ashpfoundation.org/MiLista
http://www.safemedication.com/meds/medForm.cfm
http://www.safemedication.com/MedTool.pdf [1.5MB]
PDFを見ると、手帳というよりも2つ折のカードのようなものになっていて、「今飲んでいる薬」を「いつから飲んでいる」ことがわかるようになっています。
日本のおくすり手帳だと、時系列で追えるというメリットがありますが、“My Medicine List”なら、患者が定期的に更新するというデメリットもありますが、現時点で飲んでいる薬がひと目わかるので、このタイプも有用かもしれません。
ASHPでは、患者に対し処方せん薬だけではなく、OTC、サプリメント、薬草なども記入し、医療機関にかかるときは医師または薬剤師に必ずこれをみてもらうよう呼びかけています。
関連情報:TOPICS
2006.07.21 薬物治療での過誤を防ぐための方策(米国レポート)
参考:
Pharmacists Recommend Use of Personal Medication Lists for Safety
(ASHP Press Releases and Announcements 2007.10.19)
https://www.ashp.org/news/2016/11/22/14/33/pharmacists_recommend_use_of_personal_medication_lists_for_safety
http://www.ashp.org/s_ashp/article_press.asp?CID=168&DID=2037&id=22602
2007年10月20日 00:50 投稿