フランスで1月1日(実際の取り締まりは2日から)から、バー、ディスコ、レストランなど公共の場での禁煙が実施されました。公共の場でたばこに火をつけるだけで、最高450ユーロ(約7万4000円)の罰金が科せられる他、内部での喫煙を許した施設の責任者に対しても最高750ユーロ(約12万4000円)の罰金が科せられるとのことです。
フランスでは去年2月に、企業などの職場や店舗、学校、空港や病院などの公共の場では既に禁煙が実施されていましたが、これでほとんどの公共の場では禁煙となりました。ただ、開放されたテラスや強力な換気装置を備えた喫煙室の中に限っては喫煙が認められるとのことです。
CNNによれば、EU加盟国の包括的な禁煙は、2004年のアイルランドに始まり、イタリア、スペイン、ベルギー、英国などに続いているとのことですが、日本の対策は遅れていると言わざるを得ません。
関連情報:TOPICS
2007.10.30 進む欧州のたばこ対策、トップは英国
2007.06.05 欧州から遅れをとる日本のたばこ対策
参考:
CNN日本版12月31日(リンク切れ)
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200712310028.html
共同通信12月31日
http://www.47news.jp/CN/200712/CN2007123101000097.html
AFP BB NEWS 1月3日
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2331506/2491477
2008年01月03日 22:00 投稿