薬事日報によれば、24日、都内で行われた日薬の臨時総会で次期日薬役員の選挙が行われ、児玉孝氏が90票を獲得し、現職の中西敏夫氏(58票)を制して選出されました。 また、副会長には土屋文人氏、山本信夫氏、前田泰則氏、生出泉太郎し、寺脇康文氏の5人が選出されました。
日本薬剤師会、次期会長は児玉孝氏(薬事日報 HEADLINE NEWS 2月24日)
http://www.yakuji.co.jp/entry5893.html
児玉氏は、大阪府で開局の60歳。大阪府薬の会長の他、厚労省の医薬品販売制度改正検討部会、それと現在行われている医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会の委員、薬学教育関連の委員などを多くの委員等を歴任しています。とりわけ、一般用医薬品の販売制度に関しては、多くの発言をされており、どちらかといえば軽視されがちだった一般用医薬品への販売についての日薬の取組みが変わるのではないかと思います。
児玉氏も今後の抱負として述べていますが、「薬剤師の将来ビジョン提示」「薬剤師を社会的にアピールするための広報活動などの充実」など、私たちが仕事により誇りを持てるようにすることや、そして、何よりも現場のより多くの薬剤師が結集できるよう、魅力ある組織にして頂ければと思います。
関連情報:日本薬剤師会会長選挙、中西会長と児玉副会長が一騎打ち
(薬事日報 HEADLINE NEWS 2月8日)
http://www.yakuji.co.jp/entry5779.html
日本薬剤師会歴代会長(日薬HP)
http://www.nichiyaku.or.jp/about/about/nichi_2.html
(ひと昔前までは、会長は大学の先生ばかりでした)
2008年02月25日 23:00 投稿