日医は7月2日の定例記者会見で、冊子「2008年版がん緩和ケアガイドブック」を刊行したと発表しました。
日医定例記者会見 「2008年版がん緩和ケアガイドブック刊行について」
(日医白クマ通信No.947)
http://www.med.or.jp/shirokuma/no947.html
がんに関するページ(日医ウェブサイト)
http://www.med.or.jp/people/cancer/000005.html
このガイドブックは、がん対策推進基本計画」の重点課題のひとつに掲げられている「治療の初期段階からの緩和ケアの実施」を推進し、がん患者およびその家族の苦痛の軽減ならびに療養生活の質の維持向上に資するため、がん対策推進委員会緩和ケア小委員会が中心となって、厚生労働省の委託事業として作成されたもので、がん患者の緩和ケアを行う医師が「臨床ですぐに使える手引書」となることを目的として作られています。
内容は、外来・在宅で使用されることを想定して、内服・貼付剤の使用方法を具体的に記している他、副作用発現時の対応、患者とのコミュニケーション方法など、在宅医療に関わる薬剤師にとっても有用なものとなっています。
日医ではこのガイドブックを30万部作成、日医雑誌7月号に同封して全ての日医会員に送付するほか、今年度より都道府県、がん診療連携拠点病院等が主催して全国で開催される予定の「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会」でも使用される予定です。
なお、日医では今年6月にがん性疼痛治療の概要をまとめた「がん性疼痛治療のエッセンス」も刊行していて、こちらも参考になります。これも下記サイトからダウンロードが可能です。
がんに関するページ(日医ウェブサイト)
http://www.med.or.jp/people/cancer/000005.html
日医定例記者会見 「がん性疼痛治療のエッセンスを刊行」
(日医白クマ通信No.927)
http://www.med.or.jp/shirokuma/no927.html
2012年4月23日 リンク再設定
2008年07月05日 23:00 投稿
最近になって初めて、日本の癌学会でも癌組織体の根源細胞である癌の幹細胞に関する論文が発表され始めました。 癌の幹細胞に関する研究が進展すれば、将来の癌研究や癌治療に重大な転機を齎しものと期待されます。小生は1992年以来、癌の幹細胞に対処する治療概念、すなわち、今までにない全く新しい治療概念を記載した論文17編を国際的な医学雑誌に発表しています。 それらの論文資料にご関心のある方には、個人的に無料で郵送致しますので、郵送出来る宛先をお知らせ下さい。
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