処方せんの電子化についての検討を行った、厚生労働省の「医療情報ネットワーク基盤検討会」作業部会がまとめた報告書「処方せん電子化について」が、7日厚労省ウェブサイトに掲載されました。
処方せんの電子化について(平成20年7月)(厚労省8月7日掲載)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/08/s0801-6.html
この報告書は、報告政府のIT戦略本部が策定した「IT新改革戦略」の調査会が2007年の3月に、「2011年度に完全実施を目指しているレセプト請求のオンライン化に併せ、処方せんも電子化すべき」とした報告案を受け、同検討会の作業部会が07年11月から議論を開始、医療機関側からの視点のみならず、薬局、患者といった関係者それぞれの視点によるメリット・デメリットについても明らかにし、処方せん電子化に向けて検討すべき点や今後の展望をまとめたものです。
電子処方せん及び処方情報の共有化について
(首相官邸・IT戦略本部・平成20年度第1回医療評価委員会資料5:2008年7月15日開催)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryou/kaisai_h20/dai1/siryou5.pdf
すぐに実施に向けての準備をすすめるというわけではないようですが、近い将来さらなる検討がすすめられることは確かなようです。
IT戦略本部の活動状況報告IT 政策ロードマップ及び重点計画-2008(案)について
(平成20年度第1回医療評価委員会資料2)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryou/kaisai_h20/dai1/siryou2.pdf
資料:首相官邸・IT戦略本部・医療評価委員会
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/iryou/index.html
参考:CBニュース(2008年2月6日)
http://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=14436
2008年08月08日 02:18 投稿