山梨県は15日、12日行った登録販売者試験の問題と回答をHPで公表しました。
平成20年度登録販売者試験 問題・正答(山梨県HP)
ネット情報によれば、問題は3パターンあるとされ、群馬県・栃木県・山梨県・長野県・茨城県・新潟県が同一問題、埼玉県・神奈川県・千葉県が同一問題、東京都は独自作成とのことです。長野県グループのパターンはHTML版もWEB上にアップされています。
なお、鹿児島県薬剤師会が、「群馬県」「埼玉県」「東京都」の試験問題を独自に入手し、一時HPで公開していましたが、25日、このページは削除されています。
10月14日の時点で合格発表の終わった都道府県では一部を除き問題の公表が行われていますが、試験問題は持ち帰り可であることを考えると、直ちに試験問題は公表する方が望ましいのではないでしょうか?
問題についての印象は、17日の記事で示させて頂きました。
地区 | 実施日 | 問題を公開した都道府県はリンクがあります。 ()内は合格率 |
概要 |
---|---|---|---|
関東・甲信越 | 8月12日 | 栃木県(71.1%)・群馬県(77.6%)・茨城県(73.8%)・新潟県(75.3%)・長野県(75.5%)・山梨県(66.6%) | 1) |
埼玉県(77.0%)・神奈川県(84.5%)・千葉県(79.9%) | |||
東京都(82.3%) | |||
北海道・東北 | 8月20日 | 北海道(54.8%)・青森県(53.1%)・岩手県(43.0%)・秋田県(52.9%)・宮城県(53.6%)・山形県(47.5%)・福島県(52.2%) | 1) |
九州・沖縄 | 8月24日 | 福岡県(63.2%)・佐賀県(55.7%)・長崎県(52.6%)・大分県(54.5%)・熊本県(62.9%)・宮崎県(63.9%)・鹿児島県(56.0%)・沖縄県(47.8%) | 1) |
中国 | 8月26日 | 鳥取県(80.2%)・島根県(67.0%)・岡山県(77.4%)・広島県(80.7%)・山口県 | 1) |
近畿 | 8月31日 | 大阪府(70.1% 10/14の時点で問題の公表なし) | 1) |
奈良県(61.0% 10/14の時点で問題の公表なし) | |||
京都府(65.0%)・滋賀県(55.6%)・福井県(64.1%)・兵庫県(63.7%)・和歌山県(54.5%) (一部問題が異なるようです) |
|||
東海・北陸 | 9月17日 | 富山県(56.2%)・石川県(70.6%)・岐阜県(73.4%)・静岡県(69.0%)・愛知県・三重県 | 1) |
四国 | 10月25日 | 香川県・徳島県・愛媛県・高知県 | 1) |
リンクさせて頂いたサイト
1)登録販売者試験:回答速報(http://www.npinc.jp/th_kaitou/)
関連情報:
第1回登録販売者試験問題-長野県-
http://tourokuhanbai.sblo.jp/
第1回登録販売者試験問題 (薬局のオモテとウラ 8月16日)
http://blog.kumagaip.jp/article/18024736.html
[8/12実施]第1回登録販売者試験解答速報(薬局のオモテとウラ 8月13日)
http://blog.kumagaip.jp/article/17906452.html
【第1回登録販売者試験】「やさしかった」が多数−関東甲信越1都9県で実施
(薬事日報 HEADLINE NEWS 8月15日)
http://www.yakuji.co.jp/entry7709.html
児玉日薬会長と関野薬事企画官が登録販売者試験でコメント
(薬事日報 HEADLINE NEWS 8月21日)
http://www.yakuji.co.jp/entry7784.html
【登録販売者試験】「期待したレベル」−日本薬業連絡協議会
(薬事日報 HEADLINE NEWS 8月25日)
http://www.yakuji.co.jp/entry7792.html
【登録販売者試験】地域差対策を要望−日本薬業研修センター
(薬事日報 HEADLINE NEWS 9月5日)
http://www.yakuji.co.jp/entry7927.html
平成20年度 第1回試験結果・第2回試験情報 【東日本】
http://www.yakuji.co.jp/entry8029.html
平成20年度 第1回試験結果・第2回試験情報 【西日本】
http://www.yakuji.co.jp/entry8030.html
8月16日、26日、27日、9月1日、3日、4日、11日、16日、17日、24日、26日、10月1日、14日、27日、30日、11月5日更新
2008年08月15日 17:29 投稿
25日、鹿児島県薬剤師会に掲載されていた関東ブロックの試験問題のページが削除されました。圧力がかかったのではないかと想像してしまいます。
しかしながら、2チャンネルなどネットの掲示板には、実際の問題の投稿が相次いでいます。
問題を持ち帰りにした以上、こうなることは明らかで、各県は直ちに問題を開示すべきではないでしょうか。
ドラッグストア業界や一部の人たちだけが他県の問題を入手し、勉強ができるというのはおかしいと思います。
問題のレベルの格差を知られたくないのであれば、はじめから全国で試験日を統一し、問題も統一すべきであり、でなければ問題の持ち帰りを認めるべきではなかったのではないでしょうか。
クレームがあったのか、東北・北海道ブロック・九州沖縄ブロックの問題を掲載していたやな社長の健美中心のサイトからファイルが削除されています。
ここでも今後は、各都道府県発表のもののみリンクします。
埼玉県・神奈川県・千葉県は26日、3題の出題ミスがあったと発表したそうです。2問で正解が2つ、1問は正解がなかったそうです。
正解がなかった1問は、厚労省作成の「試験問題の作成に関する手引き」自体に誤りがあったためで、今後議論を呼びそうです。
3県とも採点中で、ミスのあった3問は全員正解にするとのことですが、試験問題を公表することはしないのでしょうか。
神奈川新聞(8月26日)
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiiaug0808632/
読売新聞(8月26日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080826-OYT1T00574.htm
産経新聞(8月26日)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080826/crm0808262045023-n1.htm
関連情報:千葉・神奈川・埼玉:「解なし」の可能性のある問題について
(登録販売者試験:回答速報 http://www.npinc.jp/th_kaitou/)
http://www.npinc.jp/th_kaitou/e/post_22.html
千葉県・神奈川県が27日、問題についての誤りについて発表しています。
平成20年度 医薬品の登録販売者試験問題における出題の誤りについて(千葉県8月27日)
平成20年度 医薬品の登録販売者試験問題における出題の誤りについて(神奈川県8月27日)
兵庫県が問題を公表しました。(下記ページの下の方です)
薬事法に基づく平成20年度第1回登録販売者試験<実施終了>
http://web.pref.hyogo.jp/hw15/hw15_000000060.html
ダウンロードを試みたのですが、当方の環境に問題があるのかうまくいきませんでした。
滋賀県が問題を公表しました。
登録販売者試験の実施について(滋賀県HP9月4日更新)
http://www.pref.shiga.jp/e/imuyakumu/touroku/shiken.html
11日、東京都が試験問題と合格基準を公表しました。
試験問題、正答及び合格基準(平成20年度第1回東京都登録販売者試験)(東京都福祉保健局)
合格基準は九州地区と同じ「総出題数に対する正答率が7割以上」「各試験項目毎の出題数に対する正答率が3割5分以上」とのことです。難易度に差があるという指摘もあり、合格率がいったいどのくらいなるか注目です。
また、和歌山県も試験問題を公表しています。
登録販売者試験(和歌山県HP)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/050400/siken/tourokushiken-1.html
千葉県は16日、先月12日に行った登録販売者試験の合格発表にあわせて、試験問題を公表してます。
平成20年度登録販売者試験の実施結果について(千葉県2008年9月16日)
中国地区の合格発表に伴い、中国地区の試験問題がアップされました。
(元記事にリンクしてあります)
不適切な問題が6題もあったそうです。(全員に加点)
東北・北海道地区の合格発表に伴い、同地区でも試験問題がアップされました。
(元記事にリンクしてあります)
ここでも不適切な問題が6題もあったそうです。(全員に加点)
10月14日、近畿地区の合格発表が行われました。(基記事参照)
福井県で3問、京都府で1問、滋賀県で2問、奈良県で5問、和歌山県で1問、兵庫県で2問について不適切な問題があり、全員に加点されたそうです。
残念ながら、大阪府と奈良県は問題が見つかりませんでした。このまま、公表は行わないのでしょうか?
10月30日、東海・北陸地区の合格発表に伴い、同地区でも試験問題がアップされました。
(元記事にリンクしてあります)
四国地区も試験問題がアップされています。(元記事にリンクしてあります)
これで、大阪府・奈良県を除いて、問題が公表されました。