日本アンチ・ドーピング機構(http://www.anti-doping.or.jp/)は14日、「公認スポーツファーマシスト制度」を創設すると発表しました。
同機構では、ドーピング違反は知識不足や不注意から禁止薬物を使用してしまう例が目立つとして、アンチ・ドーピング(禁止薬物使用)に関する規則や、禁止物質を含有する薬に精通した専門家を養成することを目的として、薬剤師の資格を持つ者を対象に来年3月から募集を開始します。
その後、約1年間の間に所定の講習会などを受講し、2010年4月に最初の認定を行うとのことです。
関連情報:スポーツファーマシスト認定制度が来年度から本格始動
(薬事日報 HEADLINE NEWS 9月26日)
http://www.yakuji.co.jp/entry8105.html
(追記)2009.2.24に、募集要項が公表されています。(TOPICS 2009.02.25)
TOPICS
2008.07.25 高校総体で来年にもドーピング検査が導入へ
2008.07.02 薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック2008年版
2007.10.09 スポーツファーマシスト
2007.06.21 低年齢層に広がる運動選手の禁止薬物の使用(フランス研究)
参考:47NEWS 10月14日
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101401000364.html
時事ドットコム 10月14日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008101400710
2008年10月14日 19:23 投稿
日薬雑誌11月号(P53-54)及び日薬ニュース11月号に関連情報が掲載されています。
それによれば、募集概要の公表は来年の2月で、JADAのウェブサイト等に掲載されるそうです。
また、講習会の内容は、ドーピング規則や禁止薬物、スポーツ薬理などになるそうです。