本サイトではすでに9月20日のTOPICで紹介済みですが、11月27日公表された医薬品・医療機器等安全性情報252号で、「酸化マグネシムによる高マグネシウム血症について」が掲載されました。
医薬品・医療機器等安全性情報252号
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/252.pdf
これに伴い、同日行われた薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会で、酸化マグネシウムのリスク分類が第3類から第2類への引き上げが決まったそうです。
OTCで酸化マグネシウムが含まれるのは、便秘薬のミルマグ(エムジーファーマ)、スラーリア便秘薬(ロート)の他、一部の胃腸薬などですが、胃腸薬に該当するものはロートエキスなどが含まれている関係で第2類にリスク分類されているものも多く、影響は比較的小さいものと思われます。
関連情報:TOPICS
2008.09.20 パーキンソン病治療薬・酸化マグネシウムの添付文書改訂を指示
関連情報:
便秘薬長期服用で2人死亡 厚労省、注意呼び掛け
(47NEWS 11月27日 共同通信)
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112701000970.html
【厚労省】一般薬リスク分類を見直し‐酸化マグネシウムが第2類
(薬事日報 HEADLINE NEWS 12月2日)
http://www.yakuji.co.jp/entry8632.html
2008年11月28日 09:45 投稿
酸化マグネシウムを、第2類に分類を変更することについてのパプリックコメントが開始されています。
「薬事法第三十六条の三第一項第一号及び第二号の規定に基づき厚生労働大臣が指定する第一類医薬品及び第二類医薬品の一部を改正する件(案)」に関する意見の募集について
(意見・情報受付開始日 2008年12月24日 意見・情報受付締切日 2009年1月23日)