ウェブサイト 「スポーツファーマシスト」

 いよいよこの春より、スポーツファーマシスト認定制度(TOPICS 2008.10.14)が開始されますが、日本アンチ・ドーピング機構(JADA、http://www.anti-doping.or.jp/)ウェブサイト内には、「スポーツファーマシスト」のページがすでに開設されています。(紹介遅れて申し訳ありません)

スポーツファーマシスト
   http://www.anti-doping.or.jp/sportspharmacist/

 同機構では、スポーツファーマシストを「ドーピング防止活動に関する正確な情報・知識を持ち、競技者を含めた一般の人に対しドーピング防止に関する適切な情報を提供することを主な活動とする」と定義した上で、次の4つの目標と方策を掲げています。

  • 薬剤師会とJADAとの協調により、現在の薬剤師会の活動の更なる充実
  • 薬剤師会とJADAとの協調により学校薬剤師による認定資格取得を推進
  • 統合型地域スポーツクラブへの配置を働きかける
  • フィットネスクラブ、スポーツクラブへの配置を働きかける

 また、活動領域としては次のようなものを想定しています。

  • 国民体育大会に向けての都道府県選手団への情報提供、啓発活動
  • トップレベル競技者及び指導者への情報提供、啓発活動
  • 学校教育現場における薬物に関する情報提供、啓発活動
  • ドーピング防止教育啓発活動における講習会での講師

 学校薬剤師になっている人は、積極的に取り組む必要がありそうです。

 なおこの他に、身近なところまでに広がっているドーピングの現状を紹介したJADA理事長の河野一郎氏へのインタビュー記事の他、現場からのメッセージとして、静岡県薬の大石順子氏のメッセージも掲載されています。

 各薬局に無料配布される Pharma Tribune 誌の2月号p37に、認定の流れと今後のスケジュールが記されていますね。

 認定には、年2回開催される基礎事項についての「基礎講習会」(更新には4年に1回受講が必要)と、翌年の禁止表が告知された後に開催される「実務講習会」(毎年の受講が必須)を受講すると共に、到達度の確認試験で所定の成績を修めることが必要とのことです。

 2月中に募集概要が公示され、4月から同上のサイトで募集受付が開始されるとのことです。

関連情報:TOPICS
  2008.10.14 公認スポーツファーマシスト、来年3月より募集開始
  2007.12.19 MLBミッチェル・レポート
  2007.10.09 スポーツファーマシスト
  2007.06.21 低年齢層に広がる運動選手の禁止薬物の使用(フランス研究)
  2009.01.01 新年雑感

2月16日 9:30更新 


2009年02月13日 15:22 投稿

コメントが1つあります

  1. 素晴らしい活動と感服しました。
    私は、薬剤師ですが、現在愛知県にてウォーキングの会を実施しております。
    機会がありましたらスポーツファーマシストを当会メンバーから出したいと考えております。
    今後とも宜しくお願いします。また、近日行う大会を下記に報告致します。
    ********************************************

    「第7回東海ストックウォークムーブメント大会/予防・社会復帰医学研究会」  2009年3月吉日

    日本薬剤師研修センター集合・実習研修認定機関:            
    Risk and Insurance Mnagement Academy(RAIMA)事務局代表世話人 野村浩夫

    メタボリックシンドローム対策は、一施設ではなく地域企業連携に拡大したネットワークによる
    生活科学、エンパワーメントを基礎とした活動が重要となります。スタッフ育成と今回のシュミ
    レーションを元とし、今後、いきいき健康プロジェクトを推進しますので専門分野で活躍の先生、関係者(学生も可能)方には宜しくご協力を願います。

    ■開催日  2009年4月5日(日)

    ■開催場所   春日井市民病院    
            〒486−8510 愛知県春日井市鷹来町1丁目1番地1
    診療棟 3階 講堂       TEL 0568−57−0057
    (時間外入り口を入り、すぐ左にあるエレベーターで3階に上がってください。)

    ■目的 テーマ       「医薬品、サプリメント、スポーツ」

    ■対象 医療・企業従事者、および関連大学関係者

    ■参加費 2,500円(ポールレンタル代、食費代、インストラクター代)

    ■交通
    電車・バスご利用  JR春日井駅から桃花園行きか桃山町行きのバスに乗り、「春日井市民病院」で
             降りてください。JR勝川駅から春日井市民病院行きのバスに乗り、終点で降り
             てください。
    車ご利用      名古屋から国道19号線を多治見方面に向かい、梅ケ坪交差点を左折し、市民
             病院東交差点を左折してください。多治見又は名神高速道春日井インターより
             国道19号線を名古屋方面に向かい、梅ケ坪交差点を右折し、市民病院東交差
             点を左折してください。

    ■事務局   予防・社会復帰医学研究会/名古屋MRM研究会
    「Risk and Insurance Management Academy
    (RAIMA)」事務局
          Emailアドレス : nomura_p@rose.plala.or.jp
          FAX 052−881-9077 / 当日連絡 090-3300-1217 代表 野村 

    ■共催     春日井市民病院、名古屋第一赤十字病院、オムロン、野村薬局、
              名古屋経済大学、トヨタ記念病院、名古屋市立大学附属病院、
              レキ社キャラバン、日本ストックウォーキング協会東海支部、

    ■後援     日本薬剤師研修センター、
              RAIMA/予防社会復帰医学研究会/糖尿病・心・腎疾患チーム医療研究会
             
    ■当番幹事  春日井市民病院          薬剤師    服部 芳明
             名古屋第一赤十字病院      薬剤師    野村 浩夫
             
    ■オブザーバー
              トヨタ記念病院           医師     篠田純治

    ■インストラクター
              日本ノルディックウォーキング協会マスターインストラクター
                レキ社キャラバン           梶浦丈嗣、伊藤義昭
            
             日本ノルディックウォーキング協会インストラクター
                名古屋第一赤十字病院  薬剤部/RAIMA事務局
                                     野村浩夫

    ■プログラム
    集合受付は、9:30頃 〜 16:30終了時間、 講演会会場:診療棟 3階 講堂
    (時間外入り口を入り、すぐ左にあるエレベーターで3階に上がってください。)

    10:00〜11:15

    ?講習会 「ストックウォーキングの方法と利点 〜マスターインストラクター講習会〜」
      レキ社キャラバン            梶浦 丈嗣・伊藤

    11:15〜12:00
    ?実地研修
      健康チェック(食事アンケート調査、身体計測など)
      ストックウォーキング(雨天時は会議室など使用)の予定です。
      
    12:00〜
    昼食 

    13:00〜14:00
    ?講義「運動と薬物療法」
      名古屋第一赤十字病院 薬剤部  ○野村浩夫

    14:00〜15:00
    ?講義「糖尿病で使用しないでもらいたいサプリメント、漢方薬など」
      名古屋第一赤十字病院 薬剤部  ○野村 浩夫

    15:00〜16:00
    ?講義「サプリメント、漢方薬などの使用アンケート調査」
      春日井市民病院     薬剤部  ○服部 芳明 

    ?????ディスカッション30分

    ■日本薬剤師研修センター認定薬剤師として3単位(講演会 5時間30分)申請中

    ■当大会参加者は、自動的に「RAIMA」参加会員登録者となります。
     年会費は無料です。開催ごとに参加費として約500円ほどを徴収させていただきます。
     参加者で常備薬のある方はお持ち下さい。なお、医師により運動の制限を受けている、または、
     運動により生命の危機を及ぼすと判断される方は、参加をご遠慮下さい。
     当大会は、危機管理を自主性にお任せしておりますことを予めご承諾の上、お申し込み下さい。

    ■ウォーキングコース*なお、当日の渋滞状況、天候によりコース、スケジュールの変更があることを予めご了解下さい。

    雨天の場合は室内の開催となります。

    以上 
    但し、参加者は医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、理学療法士、臨床心理士などです。
    約20〜40名の参加人数で開催しております。