文科省は25日、大学生等に対する薬物乱用防止のための啓発用パンフレット「薬物のない学生生活のために」を作成したと発表しました。
このパンフレットは、薬物乱用対策推進本部が2008年8月に策定した、「第三次薬物乱用防止五か年戦略」での目標「青少年による薬物乱用の根絶及び薬物乱用を拒絶する規範意識の向上」で、新たに、「大学等の学生に対する薬物乱用防止のため、大学等に対し入学時のガイダンスの活用を促し、その際に活用できる啓発資料を作成するなどの啓発の強化を図る」ことが盛り込まれたことから、大学等の学生に対する薬物乱用防止の啓発を一層推進するために作成されています。
内容は、大麻等の薬物の写真及び危険性・有害性、依存者の体験談、薬物乱用のQ&A、インタネット等では「合法」「法律に違反しない」などと偽って危険な薬物が売られていることなどが紹介されています。
改めて、キャンパス等での薬物汚染の深刻さがうかがえます。
大学生等に対する薬物乱用防止のための啓発用パンフレットについて
(文科省2009年3月25日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/03/1258059.htm
関連情報:第三次薬物乱用防止五か年戦略
http://www8.cao.go.jp/souki/drug/sanzi5-senryaku.html
2009年03月26日 22:47 投稿