現時点では読売新聞のみが配信している記事ですが、タミフルと異常行動との異常行動との関連性を調査委していた厚生労働省研究班は、このほど10代の子どもが服用した場合、飛び降りなどの深刻な異常行動をとるリスクが1.54倍高くなるとした解析結果をまとめたそうです。近く開催される、厚労省薬事・食品衛生審議会安全対策調査会で報告されるそうです。
記事によれば、うわごとを言うなど軽症のものも含めた異常行動を起こす全体でのリスクは、飲まなかった場合に比べて0.62倍と低くなった一方、急に走り出すなど、死亡やけがに結びつく深刻な異常行動に限ると、逆に発症リスクが1.25倍、特に現在注意喚起の対象となっている10歳以上の場合は1.54倍のリスクとなったそうです。
解析結果をまとめた報告書がWEBに掲載されましたら改めて紹介します。
関連情報:TOPICS
2008.12.29 10代へのタミフルの使用制限見直し、今シーズンは見送りへ
参考:読売新聞4月19日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090419-OYT8T00298.htm
2009年04月19日 16:28 投稿