インターネット・ユーザーの意見を集め政策提言を行ったり,インターネット・ユーザーの情報リテラシー向上のための運動も行うことを目的として設立された「一般社団法人インターネットユーザー協会」(MIAU,http://miau.jp/)は,このほど衆院選に出馬する候補者に今後争点となる可能性がある情報通信政策における課題について質問状を送り,17日その回答の最終結果を公表してます。
インターネットユーザーからの10の質問(MIAU 7月21日)
http://miau.jp/1248134400.phtml
「インターネットユーザーからの10の質問」回答(MIAU 8月18日)
http://miau.jp/20090817/tokyo_all.html
回答を行ったのは,東京の全25小選挙区と比例区の立候補予定者などあわせて61人で,設問5には医薬品のネット販売に関する下記のような事項があります。
今年6月から、対面販売ができないことを理由に、インターネットでの医薬品販売が原則禁止されました。これに対しインターネット事業者等は、「インターネットでの医薬品販売は対面販売より安全性が高く、利用者も必要としている」と主張、販売の継続を求めて提訴していますが、どのようにお考えですか。
- A. インターネットでの医薬品販売は禁止すべきである
- B. 従来どおりにインターネットでの医薬品販売を継続すべきである
- 選択理由( )
東京都の選挙区の候補者からの質問別回答
http://miau.jp/20090817/tokyo_all.html#answer-by-q-Q05
東京都以外の選挙区(16府県31選挙区)の候補者からの回答
http://miau.jp/1249979400.phtml
回答結果を見たところ,全体的には禁止すべきだという回答が多かったですが,自民党・民主党・国民新党の一部の立候補予定者からは販売を継続すべき,または慎重に検討すべきとの回答があった他,新党日本・幸福実現党の立候補予定者では販売を継続すべきだとする回答が多く見られした。
参考:ITPro 8月17日
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090817/335646/
2009年08月18日 10:13 投稿