ご案内の通り、14日は第102回研究会として、小川康先生をお招きして、「チベット医になった薬剤師 〜こんな薬剤師がいたっていいじゃない〜」というテーマでお話をうかがいました。
チベット医を志したいきさつ、メンツィーカン(チベット医学暦法学大学)での学生生活、厳しい卒業試験、病院実習の様子、チベット医学の魅力など、あっという間の1時間半でした。
先生は現在、各地で講演をしたり、チベット旅行のアドバイザーやガイドなどとして活躍されているほか、2009年7月より長野県小諸に富山の配置薬を扱う「小川アムチ薬坊」を開業、また小諸で当帰の栽培にもチャレンジしているところです。
改めて、チベット医学はどういうものだろうと思い、「チベット医 小川康」のキーワードで、google検索を行ったところ、先生はさまざまなところで講演を行っているんですね。予習不足でした。
そして、メンツィーカン(チベット医学暦法学大学)での学生生活などを紹介したエッセイも、チベットやネパールの旅行を企画する「風の旅行社」(http://www.kaze-travel.co.jp/)のウェブサイトに掲載されていました。
小川 康のヒマラヤの宝探し(風の旅行社)
http://www.kaze-travel.co.jp/tibet_ogawa000.html
当日、参加された方は講演の内容を改めて振り返ることができますし、参加できなかった方もおおよその雰囲気を味わえますよ。(生の話にはおとりますが)
下記のブログでも、先生の講演が紹介されています。
アムチ小川さんの講演に行ってきました。(チベットショップ奮闘記 2009.2.14)
http://tibetshop.blog64.fc2.com/blog-entry-198.html
チベット医学セミナー(グリーンターラの微笑 2009.2.9)
http://greentara.at.webry.info/200902/article_2.html
小川先生は、最後に配置販売業の魅力や現在行っている当帰栽培について語るとともに、薬剤師もこういった分野にも活躍の場を広げて欲しいと語っていたのが印象的でした。こういう生き方もしてみたいな。
2009年10月16日 01:32 投稿