日本学校保健会(http://www.gakkohoken.jp/)はこのほど、医薬品の正しい使い方などをまとめた高校生向けのパンフレット「医薬品と健康」を作成し、23日同会ウェブサイトの電子図書館のページ(http://www.gakkohoken.jp/book/)にPDFでアップしています。
医薬品と健康(高校生用)(日本学校保健会ウェブサイト PDF8.36MB)
http://www.gakkohoken.jp/book/pdf/0094.pdf
このパンフレットは、同会に設置された学校関係者や薬科大学の教員などで構成される「医薬品の正しい使い方に関する指導方法検討委員会」で作成されたもので、おそらく高校生のくすり教育の副教材としても活用されるのではないかと思います。
内容は、医薬品のリスク分類など改正薬事法への対応が行われており、医薬品の役割、医薬品のできるまで、医薬品の種類、医薬品の使い方、医薬品の副作用などの章で構成されています。
また、コラムとして、ドーピングのやジェネリックなども取り上げられていて、健康まつりなどの啓発イベントの掲示物や薬局内の読み物としても活用ができそうです。
見方を変えれば、こういったことは現場の薬剤師は当然知っていて、説明ができるようにするということでしょう。非常によくまとまっているので一読をお勧めします。
2009年10月30日 18:38 投稿
一般向けのパンフもありました。こちらは、厚労省と日薬の監修です。
知っておきたい薬の知識
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/d_health/dl/pamphlet.pdf