国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は12月10日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.7 No.25を公表しています。
オルシプレナリン硫酸塩(アロテック)、 スタチン系薬剤、局所麻酔薬(bupivacaine,chloroprocaine,lidocaine,mepivacaine,procaine,ropivacaine)、クロピドグレルとオメプラゾールとの薬物相互作用、抗精神病薬と静脈血栓塞栓症(VTE)のリスク、フィナスリド(プロペシア)と男性乳癌のリスク、短時間作用型β刺激薬(SABA)と心筋虚血のリスククなどの情報の他、インフルエンザ関連の情報(下記)が掲載されています。
- パンデミックワクチンの安全性〔WHO〕
- EMEAがH1N1パンデミックワクチンの有効性と安全性を再確認〔EU EMEA〕
- インフルエンザA/H1N1ワクチンのベネフィット/リスク・モニタリング戦略を採択〔EU EMEA〕
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関連情報:TOPICS
2009.11.05 スタチンの副作用をレビュー(英国医薬品庁)
2009.11.08 クロピドグレルとオメプラゾールの併用は避けるべし(米FDA)
2009.06.05 抗精神病薬と静脈血栓症リスク(英MHRA)
2009.12.04 フィナステリドと男性の乳がんリスク(英MHRA)
2009年12月10日 18:59 投稿