海外でOTC痛み止めの販売ガイダンスがないかどうかネットで検索していたら、豪州の次のページが目に留まりました。(既にご存じの方がいたらすみません)
NPS Pharmacy Practice Reviews
http://www.nps.org.au/health_professionals/activities/pharmacy_practice_reviews
このページは、薬物治療に関する情報を提供する、豪州の独立の非営利組織「National Prescribing Service Limited(NPS)」(http://www.nps.org.au/)というサイト内にあるカテゴリーで、最新のエビデンスに基づいた業務(販売)指針が疾病・薬効群ごとに示されている他、カウセリングのためのツールも含まれています。例えば、前記事のOTC鎮痛剤販売ガイダンス関連だけでも、下記のようなPractice Review がありました。
- Optimising the use of OTC analgesics(2006年)
- Self-audit for pharmacists on OTC-NSAIDs(2004年)
- Provision of OTC NSAIDs(2002年)
ページの説明を見ると、これらのPractice Reviewsは生涯学習の一環としても利用されており、一定の期間内のこのPractice Reviewsを使って10症例を送って専門家の評価を受けると、生涯学習の単位として認定されるようです。
ファーマシューティカル・ケアを標準化するとともに、生涯学習として活用する豪州の取り組みを日本でも採用できないかと思いました。
尚、このNPSのサイトには、下記のようなカテゴリーもあり、参考になりそうです。
NPS drugs and therapeutic topics
http://www.nps.org.au/health_professionals/drugs_and_therapeutic_topics
2010年01月03日 14:57 投稿