ベラミビルは22日に薬価収載へ

 20日開催の中医協総会で、13日に製造販売が承認された点滴タイプの抗インフルエンザウイルス剤「ラピアクタ点滴用バッグ300mg」および「ラピアクタ点滴用バイアル150mg」(成分名:ペラミビル水和物)の薬価が提示され、22日に緊急収載となるようです。

新医薬品一覧表(平成22年1月22日収載予定)
 (第161回中央社会保険医療協議会総会 2010年1月20日開催)
 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0120-2a.pdf

 薬価は300mgが5,792円、150mgが3,117円で、世界に先駆けて正式承認になることから、薬価算定は原価計算方針によって行われています。

 プレスリリースによれば、 一定期間全例調査が行われるということなので、おそらくすぐには広く使われることはないと思いますが、実際の販売開始はいつになるのでしょうか。

抗インフルエンザウイルス剤「ラピアクタ点滴用バッグ300mg」および「ラピアクタ点滴用バイアル150mg」の製造販売承認取得について
(塩野義製薬プレスリリース 2010年1月13日)
 http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/100113.pdf

関連情報:TOPICS 2009.10.26 米FDA、ペラミビルの緊急使用を認める


2010年01月20日 13:03 投稿

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