ジェネリック医薬品の話(栃木県)

ジェネリック医薬品の話 栃木県は、「ジェネリック医薬品」を知らない、または言葉しか知らない県民が少なくない(県政モニターで25%)として、このほど後発医薬品に関する一般向けの啓発冊子を8万部(3年間で20万部印刷予定)作成、県内の薬局等を通じて配布を開始しています。(私の所にも100部送られてきました。)

ジェネリック医薬品の話~患者の皆様への情報提供です
(栃木県後発医薬品安心使用促進協議会 PDF:2MB)
http://www.pref.tochigi.lg.jp/welfare/iryou/yakuji/resources/1269933639252.pdf

 おそらく同様のものは、他県でも作られていると思いますが、栃木県では内容を独自に検討していて、単に医療費節減ということだけではなく、「くすりが世に出るまで」という項目を設け、くすりの承認の仕組みやジェネリックが発売されるまでのプロセスをわかりやすく記しているほか、栃木県の取り組みを紹介しています。

 残念ながら、処方せんの様式を示していないので、どのような場合に変更が可能となるのかはわかりにくいところですが、県民が後発医薬品を安心して使用してもらうための情報ツールとしては、よくまとまっています。

資料:栃木県後発医薬品安心使用促進協議会の結果について(栃木県HP)
    http://www.pref.tochigi.lg.jp/welfare/kusuri/kusuri/kouhatu03.html


2010年04月01日 14:42 投稿

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