国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は4月28日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.8 No.9を公表しています。
ビスホスホネート系薬剤と非定型的な大腿骨転子下骨折、クロピドグレル(プラビックス)と代謝活性化能の低い患者における有効性の低下、シンバスタチン(リポバス)の高用量で筋障害のリスク上昇、エンタカポン/カルビドパ/レボドパ(3剤合剤=米国販売名:Stalevo、日本だとメネシット+コムタン)と前立腺癌発現の可能性、モキシフロキサシン(アベロックス)と重度肝障害のまれなリスク、EMAがブフェキサマクの製造販売承認取り消しを勧告などの情報が掲載されています。
今号は、本サイトでも紹介した情報の日本語訳が目白押しですので、再確認のほどよろしくお願いします。
全文はこちら(PDF)です。
関連情報:TOPICS
2010.04.24 ブフェキサマクの承認取り消しを勧告(欧州医薬品庁医薬品委員会)
2010.03.20 シンバスタチンと横紋筋融解症(米FDA)
2010.03.13 プラビックスの使用前に遺伝子検査が必要?
2010.03.11 長期間のビスホスホネート服用と大腿骨の骨折リスク(米国)
2010年04月29日 00:55 投稿