厚労省は、8日に開かれた中央社会保険医療協議会・診療報酬改定結果検証部会に、今年9月〜10月にかけて行った後発医薬品の使用状況調査の速報値を報告しました。
第29回中央社会保険医療協議会診療報酬改定結果検証部会(2010年12月8日開催)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000xzin.html
資料(検-2):後発医薬品の使用状況調査 結果概要(速報)(案)
資料(検-3):調査表
今回の調査は「保険薬局における後発医薬品の調剤状況の変化」「医療機関における後発医薬品の使用状況や医師の処方に関する意識」「患者における後発医薬品に対する意識」等の把握のために行われたもので、全国から無作為で抽出された保険薬局1,500施設、診療所2,000施設、病院1,500施設を対象に行われた他、これらの施設に勤務する医師、薬局を利用する患者への調査も行われています。
保険薬局の調査は、2010年8月1ヶ月間の処方せん受付状況の他、2010年9月27日〜10月3日の1週間に取り扱った処方せんについて、処方せん枚数、後発医薬品の調剤状況等を尋ねています。(有効回収数は870、有効回収率は58.0%)
詳細はこれから見てみます。
関連情報:TOPICS
2009.11.11 後発医薬品の使用状況調査の結果概要(速報値)
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2008.07.10 平成19年度後発医薬品の使用状況調査報告書
2007.11.08 後発医薬品への変更進まず、処方せん書式の変更も視野に
2010年12月08日 12:41 投稿