28日、新たに12件の「重篤副作用疾患別対応マニュアル」が追加公表されました。これで、2005年度から行われていた「重篤副作用疾患別対応マニュアル」の作成は終了となり、新しい知見や新たにマニュアルに追記すべき内容が生じた場合に改訂という手順が踏まれます。
今回、追加されたのは、次の疾患です。
- 急性腎盂腎炎
- 腎性尿崩症
- 腫瘍崩壊症候群
- 無菌性髄膜炎
- 急性散在性脳脊髄炎
- 小児の急性脳症
- 低血糖
- 特発性大腿骨頭壊死
- 出血性膀胱炎
- 卵巣過剰刺激症候群
- 角膜混濁
- 薬剤性味覚障害
重篤副作用疾患別対応マニュアル(医療関係者向け)
重篤副作用疾患別対応マニュアル(一般向け)
(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイト)
重篤副作用疾患別対応マニュアル(厚生労働省ウェブサイト)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/tp1122-1.html
「重篤副作用疾患別対応マニュアル」は、服薬指導において副作用に係る自覚症状の有無の確認に当たって活用するよう、調剤報酬の算定等に伴う実施上の留意事項に記載されています。薬情の作成時などにも是非活用しましょう。
関連情報:重篤副作用疾患別対応マニュアル〜患者向け医薬品情報(Keywords)
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2011年05月02日 01:06 投稿