地元なのに、新聞記事が出るまで知りませんでした。
がん治療に医療連携手帳 県が初、秋までに本格運用
(下野新聞 7月19日)
http://www.shimotsuke.co.jp/town/life/medical/news/20110718/567337
上記記事の通り、この医療連携手帳は、がん治療を行う治療を施行した専門病院とかかりつけの医療機関が協力して専門的な医療と総合的な診療をバランスよく提供する共同診療体制を構築することを目的に作成されたもので、東京都が去年から運用を始めている「東京都医療連携手帳」(TOPICS 2010.01.15)をそのまま活用しているようです。
去年、参加したシンポジウム(TOPICS 2010.09.21)でも、(医療連携手帳は)地域で統一したらとの話がで出ていましたが、現実的な対応ですね。
栃木県医療連携手帳とは
(自治医大附属病院地域連携部)
http://www.jichi.ac.jp/hospital/tiiki/contents/path.html
東京都医療連携手帳(がん地域連携クリティカルパス)
(東京都福祉保健局)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/iryo_hoken/gantaisaku/critical.path/
栃木県では手帳を3000部作成し、県立がんセンターなど15病院に配布。今秋までの本格運用開始を目指しているとのことなので、地元でも目にすることがあるかも。
下野新聞によれば、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中も(連携パスを)手帳化することを検討しているとのことで、注目です。
首都圏の他の県でも同様の動き(都の連携手帳の活用)があるのでしょうか?
関連情報:TOPICS
2010.09.21 港区がん連携パス研究会公開シンポ.
2010.01.15 地域連携クリティカルパス「東京都医療連携手帳」
2009.03.18 「地域連携パス」における地域薬局の役割
2011年07月20日 12:11 投稿