数少ない所属学会である日本社会薬学会（http://shayaku.umin.jp/）の第30年会が今週末の3-4日に東京大学の安田講堂で開催されます
日本社会薬学会第30年会
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~utdpm/JSSP30/JSSP30top.html
社会薬学というと、卒業して20年以上経っている方にはなじみの少ない学問ですが、簡単に言うと、くすり（医薬品に加え、関連する食品・化学製品・環境汚染物質などの生活関連物質も含む）の適正な使用の確立のために、医学、倫理学、法学、社会学、経済学など学際的な立場・社会的な視点で研究を行う学問で、私は学生時代よりさまざまなことを学ばさせていただいています。（本サイトでの情報発信に役立っています）
社会薬学とは（日本社会薬学会）
http://shayaku.umin.jp/syakaiyakugaku/
今回の第30年会はこれまでの30年間の歩みを振り返る他、今後私たちも関わるであろう Public health に関する教育講演、多くのポスター発表が予定されており、楽しみにしています。
また、東日本大震災を受け、日本災害医療薬剤師学会（http://www.saigai-pharma.jp/）の後援を受け、薬剤師や大学実務教員によるボランティア活動や卸・製薬企業がどのように対応したかなどの報告が行われるシンポジウム「東日本大震災とくすり」も開催されます。
日程表 http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~utdpm/JSSP30/JSSPprogram.pdf
台風の接近で、交通の乱れや悪天候が予想されますが、会員外の方も参加できますので興味ある方は是非足を運んでみて下さい。
関連情報：TOPICS
2009.09.13 平成21年度第2回社会薬学フォーラム
2008.09.08 薬剤師は、「薬剤師ならではの活動」に邁進すべきである
2008.09.08 処方権の獲得より、薬剤師の職能を全うすることが重要
2008.09.08 薬剤師は、多職種との協働を模索すべきである
2007.03.26 英国の薬剤師事情レポート（日本社会薬学会フォーラム）
2011年08月31日 16:08 投稿
