緊急避妊薬をキャンパスの自販機で販売(米国)

 ペンシルベニアのShippensburg University という大学の学生ヘルスセンター内の自販機で緊急避妊薬(morning after-pill)が販売されていることが明らかになり、各紙が取り上げています。

Pa. vending machine dispenses ‘morning-after’ pill
(CBS NEWS 2012.02.07 AP配信)
http://www.cbsnews.com/8301-505245_162-57373106/pa-vending-machine-dispenses-morning-after-pill/
College vending machine dispenses Plan B (1:20)
(Washingon Post 2012.02.07 AP配信動画)
http://www.washingtonpost.com/local/college-vending-machine-dispenses-plan-b-120/2012/02/07/gIQAQhmTxQ_video.html
University sells morning-after pill from campus vending machine
(Mail Online 2012.02.07)
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2097766/University-sells-morning-pill-campus-vending-machine.html

 上記記事にあるように、緊急避妊薬はコンドームや妊娠検査薬、鼻炎薬などと共に販売されていて、販売自体はすでに2年前から行われているそうです。

 販売価格も25ドルと割安になっていて、学生自治会からも支持が得られているそうです。

 ただ、利用できるのはこの学生ヘルスセンターが会館している時間だけ(金曜の午後2時以降の週末はクローズ)で、部外者も当然利用できないことからこれまで明るみにならなかったようです。

 学生のための福利厚生の一環としての側面もあるようですが、さすがにFDAは問題視、大学から事実関係の聞き取りを開始すると各紙は伝えています。(こういったくすりを簡単に買えることができる米国でのくすり教育ってすすんでいるのだろうか?)


2012年02月09日 00:04 投稿

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