10月からの禁止が官報で告示された調剤ポイント問題ですが、日本チェーンドラッグストア協会(http://www.jacds.gr.jp/)がウェブサイトで自らの主張を開始しています。
調剤ポイント付与をめぐる動きと対応
(日本チェーンドラッグストア協会)
http://www.jacds.gr.jp/chozai_point/
内容的には、これまで報じられているものがほとんどですが、これまでの経緯も初めて明らかにしています。
【資料5】調剤ポイント付与に関する経緯の詳細
http://www.jacds.gr.jp/chozai_point/Appendix05_.pdf
主張は主張として耳を傾けたいと思いますが、「調剤ポイント付与を求める背景」の最後の部分の「医薬分業制度推進の背景」で、「現在の点(門前)分業から面分業への移行を阻止する狙いは、誰の何のためか、疑念を抱きます。国民の安全性や医療コストの抑制という、国家的な課題を阻止してまでも守ろうとしていることは、いったい誰の何のためなのか、厚生労働省に大きな疑念を抱きます」と主張しているところだけはちょっと無理があるような気もします。(個人的には面分業の定着は望んでいますが)
なお同協会では、twitterアカウントを作成し、消費者の意見の収集を開始しています。(最近始めたツイッターで私もちょっとフォロー。ツイッターでは書きにくい本音も書いています。)
JACDS事務局 https://twitter.com/#!/JACDS_DgS
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2012年03月16日 22:59 投稿