県によっては研修会資料として配布されているところもあり、既に目にしている方もいるかと思いますが、3月16日に開催された「平成23年度医薬分業指導者協議会」の資料が厚労省のHPに掲載されています。
平成23年度医薬分業指導者協議会資料について
(2012年3月16日開催 4月12日掲載)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/bungyou/
会議の名前こそ“医薬分業指導者協議会”ですが、研修会の内容は医療連携や在宅医療の取組み事例の紹介や今後の課題が記されており、一読する必要がありそうです。
個人的には、講演資料(8)(9)(9は手元にある資料よりスライドの枚数が多い)の高知県中央福祉東保健所管轄エリア(高知県南国市など)の取り組みが目に留まりました。
ググったところ、この管内では「南国・香南・香美地域保健医療福祉推進会議」というのが定期的開催されていて、薬剤師会の含めた各種団体が、高知県中央東地域保健医療福祉計画で記された課題について取り組みを行い、その進捗を競っている感があります。(→平成23年度南国・香南・香美地域保健医療福祉計画(概要版) :PDF28MB)
南国・香南・香美地域保健医療福祉推進会議(高知県HP)
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/130112/kaigi-3shisuisin.html
スライドにもありますが、私も今後各地域で必要となってくる多職種連携には、地元医師会とともに、公平・中立な立場を活かしたつなぎ役、調整機関としての保健所の役割も大きいと思います。(確か薬剤師など他職種が関わる連携パスがうまくいっているところも、保健所が調整役になっているケースがある)
関連情報:TOPICS 2010.08.05 「地域医療連携体制の構築と評価に関する研究事業」報告書
2012年04月12日 13:23 投稿