日医はこのほど、医学生がこれからの医療を考えるための情報誌“ドクタラーゼ”(DOCTOR-ASE)の発行を開始しています。WEBでフリーアクセスが可能です。
DACTOR-ASE(ドクタラーゼ)
http://www.med.or.jp/doctor-ase/
日医横倉会長は創刊にあたって、「情報誌が、医学生と現役医師、医学生と他学部の学生、あるいは医学生どうしの繋がりを構築するきっかけになるように、そして、皆さんが直面する進路の決定等についても参考になるような誌面を提供できるように、各方面からのご示唆、皆さんからのご意見に耳を傾けながら、様々な企画を練っていきたいと考えています。」としていますが、今回の情報紙の発刊は、日医に対する悪いイメージの払しょくや卒後の日医への入会を促し組織を強化する狙いもあるようです。(組織づくりのための広報活動としては重要だと思う)
これから医師になるひとへ(日本医師会会長 横倉義武)
http://www.med.or.jp/doctor-ase/vol1/page_01.html
創刊号を見ると、医師が置かれている課題や医学生が抱える悩みに応えられるような企画も盛り込まれており、私でもちょっと読んでみたくなります。(こういった情報誌は各大学や民間がやればすむことなのかもしれないけど)
日薬でも2010年6月から“薬学生ニュース”を発刊していますが、今回の日医のトクタラーゼをチラ見すると、もう少し現場の具体的な取り組みや海外事情などのの紹介など、薬剤師の職能への期待を高めたり、卒後の薬剤師会活動への参加への意識づくりができる誌面づくりをしてもよいのではないかと思いました。(スタッフが限られているので大変だとは思いますが)
薬学生ニュース(日本薬剤師会WEBサイト)
http://www.nichiyaku.or.jp/?cat=1725
関連情報:TOPICS 2012.04.09 将来の医師会活動及び医療制度のあり方(日医)
2012年05月16日 22:47 投稿
発刊を紹介した定例記者会見の記事が配信されています
医学部学生向け情報誌『ドクタラーゼ』創刊について
(日医白クマ通信 No.1552 5月17日)
http://www.med.or.jp/shirokuma/no1552.html
年4回発行の予定で、各大学の他、医学部進学率の高い高校や予備校の医学部進学コースでも配布されるそうです。(日薬も頑張らなければ)
紹介を行った今村副会長は、「今後は、一方的な情報発信だけではなく、医学生からの意見に耳を傾けながら、中身のバージョンアップをしていきたい」と抱負を語ったそうです。
23日、第2号がアップされています。
医療保険の仕組みが平易に書かれています。
DACTOR-ASE(ドクタラーゼ)
http://www.med.or.jp/doctor-ase/backnumber.html