厚労省は31日、三菱UFJリサーチ&コンサルティングに委託し調査研究としてまとめられた、「ジェネリック医薬品の先進事例に関する調査報告書」を公表しています。
「ジェネリック医薬品使用促進の先進事例等に関する調査報告書」(平成23年度調査)
(厚生労働省2012年5月31日)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002bq8f.html
報告書全文(全167ページ 5.33MB)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002bq8f-att/2r9852000002brf2.pdf
この調査研究は、
- 各都道府県協議会や医療機関・保険薬局などの関係者等において参考となる先進事例の収集と取組内容の詳細やノウハウ等の情報提供
- 医療機関・保険薬局など関係者における問題意識・課題といった“生の声”の収集と国・都道府県に対する情報提供
を目的に、ジェネリック医薬品の使用促進に向けた取組を積極的に実施している都道府県や地域を選び出し、関係者へのインタビュー調査を行った他、多くの都道府県に設置されている後発医薬品安心使用促進協議会等に対する評価、各団体における普及促進に向けた活動内容と課題、国・都道府県や関係者への要望等をまとめています。
今回の報告書は去年(TOPCS 2011.06.02)に続くもので、今年の報告書では秋田県、兵庫県、山口県、鹿児島県、沖縄県での取組が紹介されています。(後発医薬品の使用割合が高い沖縄県の取組は興味深い)
関連情報:TOPICS
2011.06.02 ジェネリック医薬品の先進事例に関する調査報告書
2012年06月01日 00:03 投稿