放送をご覧になった方もいるかと思いますが、25日放送のNHKクローズアップ現代で、いわゆる脱法ハーブの問題がとりあげられています。再放送はありませんが、番組ページで一部動画と番組内容を全て文字にしていますので内容を知ることはできます。
危険性増す脱法ハーブ どう食い止めるか
(NHKクローズアップ現代 2012年6月25日放送)
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3218_all.html
民放ではすでに先行して問題が報じられていますが、クロ現では動画で製造現場のレポートも行っています。
脱法ハーブに関する動画→Google検索 脱法ハーブ→ウィキペィア
それにしてもどこにでもあるようなハーブを、ときに依存性のある商品に変えてしまう現実をみると、これはもうハーブではなく危険な薬物以外の何物ではありません。
これを「ハーブ」と称して報ずることで、そんなに危険なものではないと思わせているということはないのでしょうか? (一般の人もふつうのハーブと混同している感もある)
広がる脱法ハーブの闇 製造現場で何が?
(スタッフの部屋 2012.06.25)
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/124368.html
本当の意味で健康やリラックスにハーブを利用している人たちにとってはいい迷惑で、メディアも含め「脱法ハーブ」ではなく、別の呼称に変えるべきではないかと思います。
番組によれば、現在進められ一定の効果を挙げている包括規制について、包括の範囲を広げすぎると、医薬品の開発や試薬の開発などに不利益が出てくる場合もあるとのこと。
製造販売の規制では限界があり、WEBの監視や広告の規制(脱法ハーブや合法ハーブでググると、サイトがいくつもヒットする)などとともに、学校での薬物乱用防止教室などでの啓発も必要かと思います。(WEBでの危険性の啓発は遅れている)
「合法ハーブ」等と称する商品に関する啓発チラシ(PDF形式:539KB)
(内閣府 2012.06.22 掲載)
http://www8.cao.go.jp/souki/drug/pdf/material/keihatsu_herb.pdf
薬物乱用対策(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/souki/drug.html
薬物乱用防止に関する情報(厚労省)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/
2012年06月26日 15:31 投稿
量りが同じものなので、クロ現で出てきた人と同じ人かな?
「客の自己責任」 住宅街に脱法ハーブ工場 「売れる」薬品混ぜ量産
(産経新聞 7月26日)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120726/crm12072609080003-n2.htm