いつも、ためになる記事が出ているカナダ薬剤師会雑誌の記事ですが、最新号に掲載された下記のタイトルを見て一瞬ドキッとしました。
Don’t pharmacists have sex appeal?
(CPJ 145(4) p192,2012)
http://www.cpjournal.ca/doi/full/10.3821/145.4.cpj192
よく読んでみるとこの“sex appeal”というのは、性的魅力ではなく、単なる“魅力”と訳すようで、要は、海外(カナダ)でもテレビや映画に薬剤師を題材としたドラマが登場しないことを嘆き、「薬剤師は魅力がないのか」と嘆いた開局薬剤師の論評記事でした。
しかし、この方が指摘するように、薬剤師が信頼される職業の上位になっているのになぜ薬剤師が主人公となるようなドラマはないのでしょうか?
WEB上でもそんな疑問はしばしば出されています。(→薬剤師・ドラマでググる)
日常の業務などを取り上げた漫画などはないわけではないですが、やはり薬剤師がその職能を発揮して社会や医療の問題を解決する、そんなシナリオのTVドラマが大ヒットでもすれば、社会における薬剤師の役割をもっと理解してもらえるかもしれません。
ケンミンSHOWの連続転勤ドラマではないですが、薬剤師の資格をもった主人公が、転職を通じて社会や医療の問題を解決するという連続ドラマでもあるといいかも。
- 製薬会社に就職してMR活動
- 公務員になって薬事行政(麻薬Gメンとか)
- 公立病院に配置転換になって病院薬剤師の活動
- 退職して薬局に勤務して在宅活動
- 学校薬剤師で児童の健康問題を解決
- 地域のボランティアで住民の健康問題を解決
(でも見てくれる人はいないか。だれか脚本をつくらないかなあ)
2012年07月15日 23:12 投稿
厚生労働省入省者には、民間企業経験者がいました。必ずしもMRではないのですが。 そして、当然、麻薬取締官事務所(当時)配属になったものもいます。 また、都道府県採用の場合は、県立病院の薬剤部に異動になるケースも多々あるようです。 また、保健所で、薬務ではなく、食品衛生や、環境衛生、公害等を担当する例も多々あります。国であれば、麻薬取締官ですが、都道府県の場合は麻薬取締員として、どうように拳銃の訓練や、暴力団事務所への家宅捜索等に関わっている人もいます。
地域の薬局に勤務すると、学校薬剤師という切り口も出てくるでしょうし、夜間・救急の当番勤務という問題もありそうです。
無論、ドラッグストアでの取組みもありそうです。
あとは、国際機関や大使館などへの勤務というものもあります。