既に先行報道でご存じかと思いますが、一般用医薬品や生活雑貨品の大手メーカーの小林製薬が21日、9月から第3類医薬品の通信販売事業を開始することを正式発表しています。
通信販売事業から第3類医薬品を発売
顧客への更なる満足を提供し事業拡大を図る
(小林製薬株式会社 2012.08.21)
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2012/120821_01/
同社ではこれまでも直営のオンラインショップ(https://www2.kobayashi.co.jp/)で、健康食品や化粧品、生活雑貨などの通信販売を行っていましたが、利用者からの医薬品を購入したいという要望に応えて、一般用医薬品の販売事業も開始することにしたようです。
通販で取り扱うのはまず4品目で、いずれも店頭販売は行われていない商品です。(このうち、アンメルシンコンドロパワー錠は最近まで店頭販売されていたが、同社の製品リストから消えていたので、通販専売品になったらしい)
いつも、ネーミングやTVCMが話題になる同社のことですから、もしかすると、これら通販専売品のプロモーションも行うかどうか注目です。
参考:
Sankei Biz 8月21日
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120821/bsc1208211632008-n1.htm
2012年08月21日 21:03 投稿
メーカーもOTC売上が減少そているから大変だぁ。いずれは、全てのOTCも通販して欲しいですね。
現時点では全文は読めませんが、何と年内で撤退らしいです。(WEBサイトに行ったが現時点ではこのことについてはふれていない)
小林製薬、大衆薬のネット通販中止 開始わずか4カ月
(日本経済新聞 2012.12.21)
ttp://www.nikkei.com/article/DGXNASDD200ET_Q2A221C1TJ1000/
ドラッグストアが猛反発していることへの配慮だとか。
過去の記事がないかググってみたら公開質問状が出ていたんですね。
NID 小林製薬の第3類通販開始に質問状
(流通ジャーナル 2012.09.12)
http://www.ryutsu-j.co.jp/drugstore/120912NIDtoKobayashi.html
JACDSら医薬品ネット通販に言及。「実店舗での補足的使用」で
(日用品化粧品新聞 2012.09.17)
http://www.hpc-news.co.jp/news/news_nichiyouhin/20120917_2.html
小林製薬は、「製・配・販の3者協業に尽力してまいりたい」と説明したものの、通販事業は撤回しないとした回答書が示されていたようです。