経口/緊急避妊薬の再分類実施は3年間先送り（韓国）

　TOPICS 2012.06.07 で、韓国食品医薬品安全庁が医薬品の分類案を公表し、7月下旬までに正式決定するという話題を紹介しましたが、日本語の記事が出ていたので調べたところ、29日に最終決定が行われたそうです。（この記事は、Google翻訳による情報を元に書いています。誤り等がある場合がありますのでご了承ください。日本語または英語の記事が出ましたら内容を検討したうえで、本記事を更新する場合があります）

応急避妊薬の一般薬への切り替え霧散…子供用キミテ、処方せん必要
（Innolife.net 2012.08.29）
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=2&ai_id=154594 

　各紙によれば、28～29日の22日間、韓国保健福祉部と食品医薬品安全庁で中央薬事審議会が開催され、総計504品目についての医薬品再分類案を確定したことを29日明らかにしたそうです。（現時点ではどちらのサイトにも情報は未掲載）

　最大の注目だった、海外の状況に合わせて、経口避妊薬を専門医薬品に、緊急避妊薬を一般用医薬品に再分類するという案は、さまざまな方面からの大きな波紋や反発が相次ぎ、数十年間の経口​​避妊薬が薬局で販売されていた慣行を短期間に変えることは、社会·文化的に時期尚早だという意見があるとして、科学的論理だけで再分類するのは無理があると判断したそうです。

　また、緊急避妊薬を一般用医薬品に再分類するいことについても、韓国の性文化が成熟しておらず関連制度が不備だという立場が示されたそうです。

　結局は、各方面に反発から経口/緊急避妊薬の再分類実施は白紙となり、3年間後に見直すことになりました。

　その代わりに、

• 薬局で経口避妊薬の購入者にボクヨンボプ（？）と使用上の注意事項などが書かれた服薬ガイドを提供する
• 経口​​避妊薬の広告をする場合には、”服用時に病院の診療と相談”を強調するフレーズを反映すること
• 処方せんを持っている女性には、各級の保健所で避妊薬を無料または実費で提供する
• 緊急避妊薬の購入を容易にできるようにするために、夜間診療医療機関や緊急治療室で当日分に限り院内調剤を許可することにし、また処方せん提示した場合は保健所での提供を可能とする

という代案を提示したそうです。

　一方。その他については、TOPICS 2012.06.07 で示した分類案の通りになったようですが、次のようなものも専門医薬品に分類が変更されたようです。

• メフェナム酸
• ウルソデオキシコール酸（200mg）
• イブプロフェン（高用量のもの）
• トリアムシノロンアセトニド軟膏

　また、一般用医薬品には、フェキソフェナジン錠120mgなどが再分類されたそうです。

関連情報：TOPICS
　2012.06.07　緊急避妊薬、韓国では処方せんなしで購入可へ

参考：（タイトルはGoogle 翻訳参考にしたものです）
女性、薬局で “事前経口避妊薬ください”と…
医薬品の分類ません最終的に確定…避妊薬の販売現行通り
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20120830500004
事後避妊薬薬局販売中止に “賛否”再演
異なる主張に押されて、一般医薬品の切り替えの取り消し（MBC NEWS）
http://imnews.imbc.com/news/2012/econo/article/3127148_10145.html
一般·専門再分類、安全·現実の両方を考慮
http://www.yonhapnews.co.kr/society/
2012/08/29/0701000000AKR20120829108500017.HTML
経口避妊薬の再分類一進一退
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201208291803071&code=940100

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2012年08月29日 23:06 投稿