あちこちで報道されているのですでにご存じの方も多いと思いますが、今日29日から、あの糖尿病診断アクセス革命!(TOPICS 2010.10.20)が徳島県の10の薬局でもスタートしています。
NHK NEWS WEB 10月29日(動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121029/k10013086151000.html
記事にある通り、徳島での取り組みは、茨城県の筑波大学と徳島文理大学薬学部・中田素生教授の研究室(→リンク)の共同研究の一環として行われます。
糖尿病診断アクセス革命
http://a1c.umin.jp/
https://www.facebook.com/HbA1c
中田研究室のホームページ
http://p.bunri-u.ac.jp/lab19/
糖尿病診断アクセス革命」実施に向かって!
(戦う薬剤師のホームページ 中田氏HP)
http://www.rr.iij4u.or.jp/~mnakata/diabetes.html
なお、東京都足立区での取り組みは、このほど2年間の実績が明らかになっています。
指先HbA1c迅速検査による薬局での糖尿病スクリーニング: 2年間の実績と徳島県展開
(糖尿病診断アクセス革命事務局 プレスリリース 2012.10.12)
http://pressrelease-zero.jp/archives/17274
プレスリリースによれば、2010年10月~2012年9月の2年間に指先HbA1c検査を受けた人は996名(男性433名、女性563名、糖尿病治療中の人は対象外)で、このうち糖尿病が強く疑われた人が、(HbA1c(NGSP):6.5以上)約13%、糖尿病予備群と疑われた人(HbA1c(NGSP):6.0~6.4)が約16%も確認されたそうです。
また検査を受けた996名中、男性で約36%、女性で約42%が定期的な健康診断を受けておらず、「糖尿病診断アクセス革命」の提供する「新たな検査の場」が生かされたとしています。
関連情報:TOPICS
2012.05.23 地域薬局は健診弱者が気軽に立ち寄れる場とならないのか
2011.10.12 薬局店頭HbA1c測定で、13%が糖尿病の疑い
2010.10.20 糖尿病診断アクセス革命~地域薬局でHbA1c測定
関連記事:
「糖尿病診断アクセス革命」‐薬局店頭でHbA1c値を測定、徳島県でも今月末から実施
(Pharmcist Magagine 2012.10.15 薬事日報配信)
http://www.pharmacist-magazine.com/news/article/499.html
NHK NEWS WEB 10月27日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121027/k10013064831000.html
You Tube 動画
http://www.youtube.com/user/qwe1231835
2012年10月29日 14:02 投稿
薬局薬店の本来の姿ですね。ドラッグストアにはやらせたくない。
こういうのは、患者さんが慣れてきて一般化すると、通販とかも参入してきますので、線引きには注意しないと。
技術は簡便化が進めば進むほど、あっさりと一般化しますから。
もっとも本来は毎年健康診断を受けてもらうことが本筋かと。
検査結果が出て、受診勧告を受けても受診しないのでは話になりません。
いかに意識改革をしてもらえるよう、説明するかですね。
忙しくてとか理由つけて健康診断を受けていなかった人が、検査を受けようと思うこと事態は、半歩前進でしょうし。
私は、かろうじてHbA1cが6.4の予備軍ですので、定期受診し血糖値とHbA1cを測定しています。糖尿病の自覚がない人の動機づけには良いですねぇ。全国に早く浸透することを祈念しています。