エパデールOTCの承認やセチリジンOTCの販売が開始されたことから、しばらく更新をさぼっていた「第一類医薬品」のページの一覧表を更新しました。(誤りがありましたらご指摘下さい)
第一類医薬品(販売制度の見直し)
http://www.watarase.ne.jp/aponet/keywords/iyakuhin_hanbai_seido/page9.html
このうちの、ジクロフェナクナトリウム(外用)とチキジウム(内服)については、現在リスク区分変更に関するパブリックコメントが実施中です。
TOPICS 2013.01.21 リスク区分変更等に関するパブコメが開始
一方、今日の時点で正式承認されていないようですが、次の品目が薬事分科会での承認を得ており、それほど遠くない時期に承認されるものと思われます。
- エバスチン(内服)
- トラニラスト(点眼)
- ペミロラスト(点眼)
- トリメブチンマレイン酸塩(内服)
(スイッチ済み成分。今回は過敏性腸症候群を効能として申請)
詳細:TOPICS
2013.01.24 ナロンメディカルの不思議
2012.11.26 エバステルなどのスイッチが了承(一般用医薬品部会)
2012.10.24 セチリジンなどのスイッチも了承されていた(一般用医薬品部会)
薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(日刊薬業行政資料)
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/release/pdf/1226585918847
それと、指定第2類にリスク区分が変更されたばかりのエメダスチンフマル酸塩(アルガード抗アレルギーカプセル)は、PMDA、メーカーサイトにデータがなく、販売が中止された可能性があります。
関連情報:新たに承認された第一類医薬品(厚労省・一般用医薬品販売制度ホームページ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/newdaiichirui.html
2013年02月05日 17:18 投稿
すばらしい一覧表、ありがとうございます。いつも参考にさせていただいております。
細かいことで申し訳ありませんが、一覧表で『アレジオン10』の箇所で
(→ブランドサイト)が、(ブランドサ”i”イト)になっていました。
『アルガード抗アレルギーカプセル』は、製造販売後調査が
平成24年1月18日までになっているので、プラス1年である平成25年1月19日に
エメダスチンフマル酸塩が指定第二類医薬品になったのだと思っていましたが
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/newdaiichirui.html
では、まだ第一類医薬品として記載があり、不思議に思いPMDAの検索や
ロート製薬のホームページで『アルガード抗アレルギーカプセル』を調べたのですが
うまく検索できずわかりませんでした。 やはり販売中止の可能性大なんですね。
ありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。