国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は4月25日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.11 No.9を公表しています。
2型糖尿病治療薬インクレチン・ミメティクス と膵炎および膵臓の前癌病変のリスク上昇の可能性、FDA医薬品安全性の過去・現在・未来、シロスタゾール(プレタール他)含有医薬品の間欠性跛行治療での使用制限を勧告、GLP-1ベースの2型糖尿病治療薬の膵臓へのリスクを調査、Aqueous cream(保湿用クリーム)(英国薬局方)と湿疹の小児での皮膚刺激のリスク(~含有するラウリル硫酸ナトリウムが原因である可能性)、ニュージーランドでの2012年有害反応報告、小児と鎮静性抗ヒスタミン薬などの情報が掲載されています。
全文はこちら(PDF)です。
関連情報:TOPICS
2013.03.15 米FDA、インクレチン関連薬と膵管上皮化生についてレビュー開始
2013.03.27 EMAもインクレチン関連薬の安全性についてレビューを開始
2013.03.23 シロスタゾールの使用制限を勧告(EMA)
2013.03.28 ラウリル硫酸ナトリウムの皮膚刺激性(英MHRA)
2013年04月25日 23:07 投稿