食物アレルギーなどのアナフィラキシーショック時の際に有用なエピペンですが、その使用のタイミングが遅れることも少なくありません。
このため、日本小児アレルギー学会のアナフィラキシーワーキンググループはこのほど、各国の状況を調査し、一般の方でも分かりやすい使用のタイミングをまとめて、24日WEBで公表しています。
「一般向けエピペン®の適応」決定のご連絡
(日本小児アレルギー学会 2013.07.24)
http://www.jspaci.jp/modules/important/index.php?page=article&storyid=26
同学会のWGでは、「エピペンが処方されている患者でアナフィラキシーショックを疑う場合、下記の症状が一つでもあれば使用すべきである」 としています。
消化器の症状 | ・繰り返し吐き続ける ・持続する強い(がまんできない)おなかの痛み |
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呼吸器の症状 | ・のどや胸が締め付けられる ・声がかすれる ・犬が吠えるような咳 ・持続する強い咳込み ・ゼーゼーする呼吸 ・息がしにくい |
全身の症状 | ・唇や爪が青白い ・脈を触れにくい・不規則 ・意識がもうろうとしている ・ぐったりしている ・尿や便を漏らす |
同学会では、エピペン®の適応の患者さん・保護者の方への説明、今後作成される保育所(園)・幼稚園・学校などのアレルギー・アナフィラキシー対応のガイドライン、マニュアルはすべてこれに準拠していくことを基本とするとしています。
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2012.12.21 食物アレルギー ひやりはっと事例集2012
2012.10.02 保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(動画)
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http://apital.asahi.com/navi/2013010900005.html
2013年07月25日 00:41 投稿