紹介がすっかり遅れてしまいましたが、国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)はこのほど、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.12 No.24~26を公表しています。
すでにツイートで紹介しているものもありますが、これまであまり紹介されていなかった各国当局の副作用報告のまとめやシグナル検出の情報も紹介されるようになり注目です。(因果関係が示唆されていないと結論づけられていないものも含みます)
No.24
ポリミキシン系抗菌薬(コリスチン硫酸塩)の薬物動態・有効性・安全性についてのレビュー、バシリキシマブ(シムレクト)の心臓移植への使用、リバスチグミン(イクセロンパッチ、リバスタッチ)と悪夢や異常な夢、Dronedarone(プロペシア)と多発ニューロパチー、フィナステリド(プロペシア)と痙攣、Roflumilastと肺炎などについて の情報が掲載されています。
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No.25
インクレチン関連薬の使用と膵癌のリスク、静注用methylprednisoloneと肝障害のリスク、ソラフェニブ(ネクサバール)と顎骨壊死のリスク、ゾレドロン酸(ゾメタ)と腱損傷/腱炎、スタチンと横紋筋融解症を伴わない急性腎障害、ビスホスホネートと視神経炎、フィンゴリモド(イムセラ、ジレニア)と心電図T波逆転などについて の情報が掲載されています。
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No.26
抗血小板薬による長期治療についてのレビュー、乗り物の運転に影響する可能性があるOTC薬に関する消費者向け注意喚起、ガランタミン(レミニール)と重篤な皮膚反応のリスク、ST合剤(バクタ、バクトラミン)と薬剤性の免疫性血小板減少症のリスク、フェブキソスタット(フェブリク)と心不全、パミドロン酸(アレディア他)と視神経炎などについて の情報が掲載されています。
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2014.09.15 フェブリク(フェブキソスタット)は心臓病患者には安全なの?
2015年01月12日 12:23 投稿