2015年春の薬剤師国家試験の合格率は63.17%

 本日、薬剤師国家試験の合格発表が行われています。

第100回薬剤師国家試験の合格発表を行いました
(厚労省 2014.03.27)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000079160.html

第100回薬剤師国家試験の結果について(まとめファイル)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000079163.pdf

 合格者は9,044名で、合格率は63.17%(男子60.04%、女子65.29%)、去年より2.33%プラスとなりました。

試験回数別合格者数
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000079157.pdf

 学校別の合格率でトップだったのは、広島大86.79%、2位は金沢大86.67%、3位は明治薬大85.67%、最低は第一薬科大23.47%でした。

第100回薬剤師国家試験 大学別合格者数
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000079159.pdf


2015年03月27日 14:31 投稿

コメントが1つあります

  1. 私の頃は薬剤師国家試験予備校なんてなかったな・・・。
    今の六年制は薬学部乱立で、薬学生の質の悪さが合格率に影響していると単純に思っていたが、そうでもなさそうだ。
    それにしても、六年間で私立なら学費はどれくらいになるのだろうか。
    その上、予備校まで行けば、もう、薬剤師になるまでのお金は膨大だ・・・。
    医師ならともかく、薬剤師の資格にそれだけかける値打ちがあるのだろうか。
    新卒の就職先はいろいろだが・・・。
    医師と薬剤師の社会的地位・価値は雲泥の差だと思っている。
    医師なら六年制のお金をかけても値打ちがあるが、薬剤師にはない・・・。
    それでも薬学部へ行かしたいとする親御さん、どうも理解できない。
    大学も少子化で生き残り対策として、学生確保で薬学部を増産申請・・・。
    認める国もどうかと思う・・・。
    挙げ句の果てに、厚労省は国試で合格者を薬剤師需給から調節している。
    薬剤師の適性や質より、世の中の薬剤師需給バランスを優先している。
    変な国だね・・・。
    医師は専門職として一律の職場・・・。
    でも、薬剤師は専門職として十分に醸成していないため、資格を活かさない職場も含めて多岐に渡っている。
    まあ、六年制で、少しは医師の専門職に近づけようと努力しているようだが・・。
    でも、ドラックストアやスーパー薬品部(まあ、新卒は限りなく少ないと思うが)などは専門職としての薬剤師の職場環境としてどうなのか。疑問符がついてしまう・・。
    六年制、既存の四年制の薬剤師の社会的地位・価値を上げなければ、もう、これからの薬学部の存在価値はない・・・。
    学生も親御さんも医療資格なら今の世の中、少しはましなので薬学部に行かす価値観は果たしでどうなのかな・・・。
    薬剤師の受け皿社会が成熟できないなら、薬学部を自然淘汰、はっきり言えば、大学薬学部倒産をさせたほうが、いいのではないか。
    そのように思っている・・・。