前回のエントリーからこんなに記事の更新をできないのは、2004年8月にHPアップ、2008年7月にブログ化して初めてです。
特にこの半年の間は医薬分業や地域薬局をめぐる動き、新薬の動き、海外のくすり・薬剤師事情など、紹介したい話題がたくさんありました。
ツイッターでは、可能な限り紹介してきましたが、実は以前のように記事化する余裕とエネルギーがありません。
ツイッターをフォローしている方はご存知だと思いますが、同居している母が1月21日に自宅で深夜尻もちをついて、高齢者にとって大敵な大腿骨頸部骨折をしてしまいました。
通常は手術の対象ですが、母は数年前より認知症があり、体力的なものをクリアできても、リハビリが理解できないだろうとの医師の助言を受け、手術を断念、保存療法の道を選びました。
保存療法ということで、病院から施設に移り、まずは2か月の安静、その後介助での立位などが可能となり、トイレでの排泄も介助で可能となったことから、4月から外泊をして、自宅での生活が可能かどうか模索しました。
幸いにも認知症以外の持病はなく、これまでもほとんど風邪をひくようなこともなく体力的には問題ないのですが、認知症のため、本人が骨折して介助なしでは歩けないという認識がないため、ひとりで立って歩き出すなど、新たな骨折の引き金にならないかが最大の心配点でした。
骨折した時点で要介護4となり、対人の認知機能も低下(私が誰だかによくわからない)していて、ケアマネにも施設への入所をすすめられましたが、デイサービスとショートステイのフル利用で、5月17日から自宅での生活に踏み切りました。
しかし、実際の毎日になると、日常業務と母の介護(洗濯や食事の準備、深夜頻回のトイレ介助など)との両立だけで精一杯で、本サイトの記事の更新だけでなく、地元薬剤師会の活動や仕事も全て停止せざるを得ない状況になっています。
また、退院後の安静の為、ショートステイもかなりの日数を使ってしまったため、まとまった日数のショートステイの利用も難しく、なんとかリフレッシュできないかと思っています。
個人的な問題を記事にするのはどうかと思いましたが、せっかく訪問された方への事情説明も含め、今回近況報告とさせて頂きました。
最新の論文の紹介は、英字の記事だけでなく、日本語での紹介記事を配信するサイトやブログが次々と現れ、今回を機にそろそろ役目も終わったかなとも考えることもあります。
しかし、各国でUpdateされる医薬品の安全性情報や、薬・薬剤師と社会との関わりなどを紹介するサイトはまだまだ少ないので、今後はこういった分野の記事を中心に記事をアップしたいと思います。
ツイッターでは目に留まった時点で随時し紹介しますが、ブロク記事については、当面の間、本当に余裕があるときのみのエントリーとなってしまうと思います。
ご理解のうえ、今後とも応援のほどよろしお願いします。
2015年08月20日 22:08 投稿