Monthly Archives: 9月 2008

薬局医薬品と通知「処方せん医薬品等の取扱いについて」

 薬事法の省令案のパブリックコメントの記事で紹介しましたが、今回の省令案では、薬局医薬品というカテゴリーが新たに定義されています。一般用医薬品の分類やネット販売ばかりに気をとられていましたが、どうしても気になるので改めて記事としました。 続きを読む


3分の1の薬局がOTC販売時に適切な対応を行っていない(英国)

 英国の消費者団体Which?は25日、OTC販売時の薬局スタッフの対応状況についての調査結果をまとめて発表しています。 続きを読む


抗コリン作用吸入薬と心臓血管病リスク

 米国では、抗コリン作用吸入薬と心臓血管病(cardiovascular risks)との関連を調べた論文が相次いで発表され、話題になっています。 続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.6 No.19

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は、9月22日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.6 No.19公表しました。 続きを読む


看護師による薬剤の処方は有用(日本学術会議提言)

 9月17日のTOPICSで、日本学術会議(http://www.scj.go.jp/)の薬学委員会専門薬剤師分科会が、提言「専門薬剤師の必要性と今後の発展−医療の質の向上を支えるために−」をまとめたことを紹介しましたが、同じような提言を同会議の健康・生活科学委員会看護学分科会もまとめています。 続きを読む


電子たばこは有効なニコチン置換療法として検証されていない(WHO)

 皆さんは、“電子たばこ(e-cigarette)”というのご存知ですか? 私は、21日の共同通信配信の“WHOは、「電子たばこ」について、安全性が確認されず「正しい禁煙療法とは考えられない」とする声明を発表した。”とする記事を見て、初めてその存在を知りました。 続きを読む


厚労省はOTCのリスク分類の見直しには消極的

 日薬雑誌の9月号を見ていたら49ページに、7月24日に行われた薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の模様が紹介されていました。これを見ると、厚労省は一般用医薬品のリスク区分の見直しには消極的であることがうかがえます。 続きを読む


アセトアミノフェンと喘息リスク

 Lancet 誌の最新号に掲載された、アセトアミノフェンが喘息発症リスクを増やす可能性があるとしたニュージランドの研究グループの論文が各国で話題になっています。 続きを読む


パーキンソン病治療薬・酸化マグネシウムの添付文書改訂を指示

 厚生労働省は19日、ドパミン受容体作動薬、L-dopa製剤、酸化マグネシウム等に対して、使用上の注意の改訂を指示しました。 続きを読む


薬局調剤医療費が国民医療費を押し上げている(日医)

 日医は17日の定例の記者会見で、先日厚労省より公表された2006年度の国民医療費について、コメントを発表しています。 続きを読む