Monthly Archives: 11月 2008

スタチンの効果はLDL-C低下によるものだけではないかもしれない

 高脂血症の治療意義について、これまでは『高LDL-C値→心臓血管病リスクが高い→スタチンの投与』というのが定説でしたが、このほど、リスク要因は高LDL-C値ではなく、Hs-CRP(高感度C反応性タンパク:high-sensitivity C-reactive protein)の高値が関与する可能性があるとした研究の結果が米国心臓病学会及び論文で発表され、大きな話題になっています。 続きを読む


アジスロマイシンのOTCが発売(英国)

 英国内の一般紙ではまだ取り上げられていないので、正式な販売はまだのようですが、PJ Onlineは6・7日の記事(一定期間を過ぎると閲覧には登録が必要)で、クラミジア対策でスイッチされたアジスロマイシンのOTC“Clamelle”が発売されたことを伝えています。 続きを読む


European Antibiotic Awareness Day

 かぜやインフルエンザのシーズンが近づいていますが、EUでは今年から11月18日を“European Antibiotic Awareness Day”と定め、各国ではこの日を中心に抗生剤の適正使用の一斉キャンペーンが行われます。 続きを読む


後発医薬品等が薬価に収載

 11月7日付け官報で、後発品などの薬価が告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)の4949号本紙(5-7ページ)で1週間閲覧できます。 続きを読む


Drug Safety Update Volume 2, Issue 4(英国)

 英国ではMHRA(医薬品庁)が毎月、医薬品の安全性情報をまとめた“Drug Safety Update”(以下DSU)を発行していますが、6日発表された Volume2, Issue4では、本サイトでも紹介した最近の話題が網羅されているので、少し紹介したいと思います。(おそらく日本語訳があとででてくると思いますが) 続きを読む


妊婦と嗜好品

 どちらかといえば、保健師さんの領域の話題かもしれませんが、英国では妊婦と嗜好品についての2つの話題が大きく報じられています。 続きを読む