Monthly Archives: 6月 2009

未承認医薬品の開発要望に関する意見募集を開始

 日本では、海外で広く使用されているが成分自体が承認されていない医薬品、成分としては承認されていても適応症として承認されていない薬(以下、未承認医薬品)が数多くあります。 続きを読む


タミフルの10代患者の使用制限は継続

 16日、厚労省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の安全対策調査会が開催され、リン酸オセルタミビル(タミフル)の安全対策について話し合われました。 続きを読む


亜鉛の鼻腔内適用は嗅覚障害をもたらす(米FDA)

 米FDAは16日、亜鉛を含む鼻腔内に使用するOTC3製品について、嗅覚脱出(anosmia)や嗅覚消失(loss of sense of smell)を引き起こす可能性があるとして、消費者に使用しないよう呼びかけました。 続きを読む


ロイコトリエン受容体拮抗薬と精神神経系症状(米FDA)

 米FDAは12日、ロイコトリエン受容体拮抗薬のモンテルカスト(シングレア・キプレス)、ザフィルルカスト(アコレート)、Zileuton について、服用している人の中で、精神神経系の症状が出ているとして、製品情報に注意文を盛り込むよう求めました。 続きを読む


FDAに「たばこ規制」の権限強化を与える法案が成立へ(米国)

 米上院は11日、米FDAが持つたばこの販売や広告などの規制権限の大幅強化などを盛り込んだ、たばこ規制法案(H.R.1256、 Family Smoking Prevention and Tobacco Control Act 他)を賛成79、反対17で可決しました。下院での審議・可決後、オバマ大統領の署名を経て成立する見通しです。以下概要(法案成立後、FDAに施行を求める事項も含む)を示します。 続きを読む


OTC選択で薬剤師の助言は消費者に重視されているか(ニールセン調査)

 11日、ニールセン・カンパニー合同会社(http://jp.nielsen.com/)は、非処方せん薬の使用に関するグローバルオンライン消費者調査の結果の概要を発表しました。 続きを読む


つわりとメトクロプラミドの使用

 妊娠初期のつわりへの対応は、催奇形性の懸念から薬物療法を行いにくいのが現状ですが、メトクロプラミド(プリンペラン)につわりへの適応があるイスラエルで、妊娠初期に母親が使用した場合、実際に出生児に影響があったかどうかという研究結果がNEJM 誌に掲載されています。 続きを読む


医薬品が車の運転に与える影響

眠気や集中力の低下など、車の運転に精神神経系に影響を与える薬剤は少なくありませんが、薬剤毎にどの程度注意すべきかについては日本ではあまり整理されていないのが現状です。 続きを読む


抗精神病薬と静脈血栓症リスク(英MHRA)

 MHRA(英国医薬品庁)は、3日公表された“Drug Safety Update newsletter”と“Public Assessment Report”で、抗精神病薬の使用により、venous thromboembolic(VTE:静脈血栓症)のリスク増加が否定できないとした見解を発表しています。 続きを読む


ITを活用した地域医療情報ネットワーク(山形県)

 検査データや処方薬の情報などの医療情報について、ITを活用して医療機関同士で共有するという取り組みは、補助金などを受けて限られた地域では既に行われていますが、このほど山形県では、県全体で取り組む計画案を発表しています。 続きを読む