Monthly Archives: 1月 2011

緑茶の生活習慣病予防研究(掛川市)

  昨日も見てしまった「ためしてガッテン」、緑茶の産地では長生きといった内容でしたが、後半部分の介入試験に興味があったのでネット上で調べて見ました。 続きを読む


副作用自発報告システムの実証研究が始まる

 TOPICS 2009.01.10 など、本サイトでは、副作用情報収集のために患者さんによる直接報告の仕組みが必要とたびたびお伝えしてきましたが、慶應義塾大学薬学部大学院薬学研究科医薬品情報学講座などのグループがこの1月、WEBによる報告システムの試行サイトを立ち上げ、実証研究をスタートしています。 続きを読む


アレルギーの家族歴がある乳幼児と屋内プールの利用(独)

 ドイツ環境庁(Germany’s Federal Environment Agency (UBA))は10日、塩素由来の生成物が喘息リスクとなる可能性があるとして、アレルギーの家族歴のある2歳未満の乳幼児は、屋内プールの利用を控えるよう呼びかけています。 続きを読む


「規制仕分け」が2月にも実施へ、対象はネット販売か

 TOPICS 2010.12.02 のコメントでも紹介しましたが、経済成長の妨げとなっている規制や制度を事業仕分けの手法で見直す「規制仕分け」が2月にも実施されるようです。7日の閣議後の記者会見で、蓮舫行政刷新担当相が実施の意向を明らかにしています。 続きを読む


ケトプロフェン外用剤などのリスク区分変更が告示

 1月7日付け官報で、ケトプロフェン外用剤などのリスク区分の変更が告示されました。インターネット版官報(http://kanpou.npb.go.jp/)(3ページ)で1ヶ月閲覧できます。 続きを読む


偏差値35の衝撃(日経DI)

 今回も雑談系です。今日手元に届いた日経DIの「偏差値35でも薬剤師に!?」という記事には衝撃を受けました。 続きを読む


後発医薬品は本当に安定供給されているのだろうか?

 クリスマス・年末年始でネタが少ないところに、正月早々、10年ぶりくらいの風邪をひき、更新する気力も若干失せていましたが、皆さんのところはどうなのかと思い、雑談的な内容ですが記事にしてみました。 続きを読む


たばこ包装の写真入り警告を強化へ(カナダ)

  たばこの包装に画像(写真)で健康リスクの表示が行われているカナダですが、Health Canada は12月30日、外箱の画像の占める割合を現在の50%から75%に引き上げるなどの規制強化を明らかにしています。 続きを読む


2011年新年雑感

新年あけましておめでとうございます。

 2010年も多くの方に本サイトへの訪問を頂き、ありがとうございました。昨年は、個人の立場ですが日本アプライド・セラピューティクス学会の学術大会のシンポジストやClinical Pharmacist 2010 vol.2 No.3の特集企画(セルフメディケーション・ビッグバン)の分担執筆など、新たな経験をさせて頂きました。

 一方、薬剤師や薬局をとりまくさまざまな動きがある一年でもありました。中には、地元の話題もあり複雑な思いです。

 まだまだ、不勉強ではありますが、今年も訪問される方の期待に沿えるよう、私たちと関連の深い情報を中心にわかりやすく提供したいと思います。

 情報等の整理、海外報道の翻訳等には十分注意を払っておりますが、もし誤り等がございましたら、ご指摘頂ければと思います。また、ご意見・ご提言等ございましたら、是非メールまたは投稿のほどよろしくお願いします。

 また、地元の方におかれましては、引き続き新薬や新しい薬物療法を理解するための勉強会をはじめ、別の切り口の研究会を行いたいと思います。

 さて、今年2011年も薬局や薬剤師、くすりをめぐる話題や課題は思いついただけでも次のようなことがあります。新年雑感として、皆さんに問題提起をしたいと思います。 続きを読む