Monthly Archives: 5月 2011

リスク区分変更に関するパブコメが開始

 16日、一般用医薬品のリスク区分(変更)についてのパブリックコメントが開始されています。  続きを読む


海外公的機関 医薬品安全性情報Vol.9 No.10

 国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は5月12日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.9 No.10を公表しています。  続きを読む


アセトアミノフェンの長期連用と血液がんリスク

 アセトアミノフェンの長期連用と血液がんのリスクについて調べた研究が Journal of Clinical Oncology 誌のオンライン版に掲載されています。 続きを読む


クレンブテロールとドーピング

 8日、都内で行われたスポーツファーマシストの基礎講習に参加しました。講習の内容は詳しく触れませんが、ドーピングの知識がまだまだ不十分であることを感じさせられました。 続きを読む


薬害って何だろう?(中学生向け副読本)

薬害って何だろう 本サイトでたびたび紹介しました薬害を学ぶための中学生向け教材(副読本)(TOPICS 2010.12.08)がこのほど完成し、厚労省ウェブサイトにもPDFでアップされています。

薬害って何だろう-薬害を考えるにあたって-(厚労省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakugai/
(H25.1からサイト名が「薬害を学ぼう」に変更)

薬害って何だろう(PDF:5.3MB)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakugai/data/yakugai_print.pdf
iyakuhin/yakugai/data/yakugai_print.pdf
(H25年度から「薬害を学ぼう」というタイトルに変更) 続きを読む


心筋梗塞後のNSAIDsの使用と再発リスク

 心臓病の既往歴のある患者さんへのNSAIDsの使用については、NSAIDsの種類にかかわらず心臓血管病のリスクがあるとして特に長期使用については慎重使用が求められていますが、Circulation 誌のオンライン版に短期使用でもリスクが高まるとした研究報告が行われています。 続きを読む


チアゾリジン系薬剤による浮腫のメカニズム(東大)

 チアゾリジン系糖尿病治療薬というと、副作用として浮腫が有名ですが、その発症のメカニズムはこれまではっきりとしていませんでした。6日東京大学は、同大学の研究チームがこのメカニズムを同定したと発表しています。 続きを読む


OTCアセトアミノフェン液剤の過量服用対策(米国)

 米国では、子どもにOTCかぜ薬などをスプーンで飲ませる習慣(使用法もスプーンで何杯という表現あり)があり、特に台所などにあるスプーンで代用するなどにより過量服用させてしまうケースがあります。こういった、過量防止対策のため4日米FDAでは、液剤のOTC医薬品の容器に関するガイダンスを発表し、偶発的(意図的でない)過量服用の防止対策に乗り出しました。 続きを読む


救急車利用マニュアル(消防庁)

 総務省消防庁は、このほど生活者が安心して救急車を利用できるようにするため、「救急車利用マニュアル(救急車を上手に使いましょう ~救急車 必要なのはどんなとき?~)」を作成し、都道府県に配布するとともに、消防庁のホームページに掲載しています。 続きを読む


重篤副作用疾患別対応マニュアルの正式版が追加

 28日、新たに12件の「重篤副作用疾患別対応マニュアル」が追加公表されました。これで、2005年度から行われていた「重篤副作用疾患別対応マニュアル」の作成は終了となり、新しい知見や新たにマニュアルに追記すべき内容が生じた場合に改訂という手順が踏まれます。 続きを読む