7日、国民生活センターは、コンドロイチン硫酸やグルコサミンなど、関節に良いとされる成分を含む健康食品について、成分の含有量や胃の中での溶けやすさ、表示の調査等のテストを行い、その調査結果を発表しています。
関節に良いとされる成分を含む「健康食品」(国民生活センター8月7日)
http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20080807_1.html
この調査は、インターネット等の通信販売や大手ドラッグストア等で販売されている「コンドロイチン硫酸」や「グルコサミン」を含む錠剤、若しくはカプセル状の「健康食品」の中から、コンドロイチン硫酸、若しくはコンドロイチン硫酸を含む原材料の量が、一日最大摂取目安量当たり900mg を超える可能性がある18 銘柄について調べたもので、グルコサミンの含有量はjほぼ表示通りだったものの、コンドロイチン硫酸については、表示量に比べて実際の含有量が大幅に少なかったと指摘するとともに、サメ由来のコンドロイチン硫酸を含有する原材料を配合している旨の表示をしながら、実際は陸生哺乳動物由来のコンドロイチン硫酸を含む原材料が配合された可能性があるものが少なくないことを指摘しています。
さらにこの調査では、胃の中での溶けやすさや表示、広告などについて調べた他、該当する製品の事業所に電話やFAXによるアンケートを行っています。
関節に良いとされる成分を含む「健康食品」(国民生活センター2008年8月7日)
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20080807_1.pdf
参考:読売新聞8月8日 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080808-OYT8T00239.htm
2008年08月08日 13:57 投稿