日本学術会議(http://www.scj.go.jp/)は4日、たばこ規制強化に関する提言をまとめ厚生労働省に提出しました。要望書は学術会議のウェブサイトに掲載されています。
要望-脱タバコ社会の実現に向けて(日本学術会議2008年3月4日)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t51-4.pdf
この提言は、学術会議のたばこの規制に関する分科会で、2006年6月から検討されてきたもので、以下の7項目の提言が行われています。
- タバコの直接的・間接的健康障害につき、なお一層の教育・啓発を行う
- 喫煙率削減の数値目標を設定する
- 職場・公共の場所での喫煙を禁止する
- 未成年者喫煙禁止法を遵守し、次世代の国民を守る
- タバコ自動販売機の設置を禁止し、タバコ箱の警告文を簡潔かつ目立つようにする
- タバコ税を大幅に引き上げ、税収を確保したまま、タバコ消費量の減少をはかる
- タバコの直接的・間接的被害より国民を守る立場から、タバコに関する規制を行う
関連情報:TOPICS
2008.02.27 たばこの包装裏面90%に写真による警告文(NZ)
2008.02.09 世界各国のたばこ規制の取組み状況(WHO)
2007.10.30 進む欧州のたばこ対策、トップは英国
2007.06.05 欧州から遅れをとる日本のたばこ対策
参考:毎日新聞3月4日
2008年03月05日 23:30 投稿