中外製薬の開発中止で、日本での発売の目処すら立っていなかった抗肥満薬オルリスタット(Orlistat)ですが、大正製薬が開発に名乗りを上げたそうです。
抗肥満薬「orlistat」製剤の日本における開発及び販売に関する契約締結について
(大正製薬プレスリリース 1月13日)
http://www.taisho.co.jp/company/release/2009/2009011301.pdf
今回大正製薬が開発・販売権を取得したのは、中外製薬が開発を中止したロシュ社の医療用医薬品の『ゼニカル』(オルリスタット120mg)ではなく、米国で発売されているGSK社のOTC版の『alli』(オルリスタット60mg)で、薬事日報などではリアップのようにダイレクトスイッチとして開発されるのではないかと伝えています。(発売には最低でも4〜5年かかるでしょうが)
米国“alli”の製品情報サイト http://www.myalli.com/
関連情報:TOPICS
2008.10.27 抗肥満薬Orlistat、欧州でもスイッチへ
2007.02.28 OTC肥満症治療薬が米国でも承認
参考:大正製薬、抗肥満薬の日本での開発・販売権をGSKから取得
(薬事日報 HEADLINE NEWS 1月14日)
http://www.yakuji.co.jp/entry8908.html
2009年01月14日 21:40 投稿