既にご存じの方もいるかもしれませんが、英国ではニンテンドーDSを活用した自己血糖測定器“DIDGET”が、この8月にもバイエル社から発売されるそうです。
ニンテンドーDSのゲームと糖尿病治療を組み合わせる「DIDGET」
(iNSIDE ゲーム ニュース&コミュニテイ 7月7日)
http://www.inside-games.jp/news/362/36220.html
DIDGET(Product Information)
http://www.bayerdidget.co.uk/About-Didget/Product-Information
この“DIDGET”は自己血糖測定器をニンテンドーDSとドッキングさせ、血糖管理をゲーム通じて行っていくというもので、血糖値を計るとそれがポイントとなり、新しいアイテムを入手できたり、新しいゲームが楽しめるようになっているようです。
PJ のインタビューでバイエル社は、「このDIDGETは、糖尿病教育を目的としたものではなく、血糖測定を習慣づけるものと位置づけている」としていますが、学校への持ち込みはどうなるのでしょうか?
価格は、本体及びDS用ソフトとあわせ29.99ポンド(約4,600円)で、売上のうち5ポンドは若年型糖尿病財団(the Juvenile Diabetes Research Foundation)に寄付されるそうです。
また販売は、薬局ではなくオンラインのみですが、将来的には世界で販売されるようです。
I型糖尿病の小さい子どもさんへの動機付けにはいいと思いますが、日本だときっと大人も使える(楽しめる)ものが出てくる予感がします。(自己血糖測定器とのコラボではないですが、日本では「からだサポート研究所 糖尿病編」というソフトが通販専用で販売されています)
なお、海外では同様のものとしてゲームボーイアドバンスを活用した“Glucoboy”というのが既に発売されているそうです。
GLUCOBOY http://www.glucoboy.com/
参考:
Computer game encourages children to monitor their blood sugar
(PJ Online News & Views 2009.7.17 一定期間を過ぎるとログイン必要 )
http://www.pjonline.com/news
/computer_game_encourages_children_to_monitor_blood_sugar
New Nintendo DS accessory designed to help Diabetics
(Video Games Republic 2009.7.7)
http://videogamesrepublic.com/?p=6013
2009年07月18日 17:17 投稿