ちょっと遅れてしまいましたが、国立医薬品食品衛生研究所・安全情報部(http://www.nihs.go.jp/dig/jindex.html)は9月17日、医薬品安全性情報(海外公的機関 医薬品安全性情報)Vol.7 No.19を公表しています。
コルヒチン、TNF阻害薬(インフリマキシブ(レミケード)、エタネルセプト(エンブレル)、アダリムマブ(ヒュミラ)、certolizumab pegol(Cimzia)、golimumab(Simponi))と小児悪性腫瘍、白血病、および乾癬初発について、ミコフェノール酸モフェチル(セルセプト)、ロイコトリエン阻害薬(モンテルカスト(シングレア)、ザフィルルカスト(アコレート))、バレニクリン(チャンピックス)などの情報の他、インフルエンザ関連の情報(下記)が掲載されています。
- パンデミック(H1N1)2009インフルエンザおよび他のインフルエンザへの抗ウイルス薬治療に関するWHOのガイドライン(要旨)〔WHO(World Health Organization)〕
- 抗インフルエンザウイルス薬の治療・予防への使用−ベネフィットと有害性のエビデンスに関するまとめ(WHOガイドラインより抜粋)〔WHO(World Health Organization)〕
- オセルタミビル(タミフル)、ザナミビル(リレンザ):有害反応が疑われる報告の解析(2009/09/03,更新2009/09/10)〔英MHRA〕
- 予防投与を受けた2症例におけるオセルタミビル耐性2009パンデミックインフルエンザA (H1N1)ウイルス感染(抜粋)〔米CDC〕
全文はこちら(PDF)です。
関連情報:TOPICS
2009.07.09 モンテルカストと精神神経系有害事象(カナダ)
2009.06.13 ロイコトリエン受容体拮抗薬と精神神経系症状(米FDA)
2009.08.22 普段健康な新型Flu患者に抗ウイルス薬は不要(WHO勧告)
2009年09月24日 23:16 投稿