厚労省・日薬は個人輸入サイトをいつまで野放しにするのか

 恐れていたとおり、ケンコーコム シンガポール(TOPICS 2009.10.26)を意識したサイトが登場してしまいました。もしかしたら、ケンコーコム シンガポールのサイト開設前に既に存在していたのかもしれませんが。薬局のオモテとウラの☆くま氏がキャッチしてくれました。

第二のケンコーコム? 医薬品個人輸入サイト「空詩堂」
 (薬局のオモテとウラ 2009年11月10日)
 http://blog.kumagaip.jp/article/33555719.html

空詩堂(医薬品の個人輸入代行)
 http://www.sorashido.com/

 会員医薬品と称して、医療用医薬品のネット販売を続けている三枚ファミリー薬局(https://www.mimaki-family.com/)からもリンクが張られている(ケンコーコムと同じ手法ですね。ケンコーコムよりもっと挑戦的です。)ので、手を出す人もいることでしょう。

 未承認薬や、相互作用の多いアゾール系の薬剤が含まれていることは、大いに心配です。また、医療医薬品の場合だと偽物をつかまされる危険性も大いにあります。

 厚労省も日薬は、海外のようにもっとネットでの医薬品購入や個人輸入の危険性についてもっと国民に啓発すべきです。国民の健康を守る責務があるからです。もう自己責任とは言っている段階ではありませんよ。

関連情報:TOPICS
 2009.10.26 第1・2類は、個人輸入でどうぞ(ケンコーコム)
 2009.11.06 ネットでの医薬品購入は危険(英国キャンペーン)


2009年11月11日 00:18 投稿

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